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世間の敷かれたレールの上を歩いて30年で気づき、夢を見つけたOLの話

Image by Olia Gozha

夢って、特別な人が持つものでしょ?


真面目でいい子でいることが正解だと思っていた子供の頃。

その延長で、社会人になってからも、ずっと真面目に生きてきた。


言われたことをやる。

わがままを言うのは、親か彼氏かときどき友達。


 

ただ、自分の人生を生きることに夢中になり始めた30歳。

30歳って、真面目な私からすると、


結婚して、

子供が出来て、

安定して、

あとは子育てをして夫婦円満な人生を送る。

挑戦するのは20代までで充分。

新しい人脈もいらないし、今いる人たちと幸せになりたい。

 

これが正解だった。

  


けどね、

29歳の時に婚約相手に振られてから、

私の中の「正解」が、「不正解」になって、

自分マニュアルになかった人生を送ることになった。

 

そうやって全ての枠が外れたとき、


「本当はどうしたいか?」

「逆に、どうなりたくないか?」

 

自分を掘っていったときに出てきたのは


”お金も時間も場所も付き合う人にも縛られない人生がいい。”

”欲しいものは欲しいし、行きたいところにも行きたい。”


「我慢」とか「制限」とか「節約」とか、

枠にハマったことをしたくなかったことに気がついた。


 

あれ?

自由になりたいんじゃん。私。

 

そうやって気づいた先に見つけた

自由に生きている人が

 

「起業家」だった。


 

確かに、今まで普通に

朝起きて、電車に乗って、会社に行って

決まった時間にお昼食べて、

夜は家か外食。

休みの日は友達と遊ぶ。

 

これって、自分が勝手に作り上げた

「当たり前の価値観」だったことに気づく。


違和感なくやってたけど、

「本当はどうしたい?」って問いかけたときに、

どれも理想とはほど遠い。


 

ここに気づかないまま人生終わる人もいるんだ。

怖い。嫌だ。



まてよ???



旅行は贅沢。

高級ホテルに泊まれるのは、お金持ちだけ。

社長になれるのは、親が社長の家だけ。

すごくスキルがあって、頭がいい人が社長になれる。


この価値観も、

私が勝手につくり上げたものじゃん。



ここまできたら、やりたいことをやろう!

って、起業を目指し始めた30歳。

 

その時は、

過去の”私マニュアル”の中にあった


30歳だから夢とか考えてる場合じゃない。

30歳だから挑戦することはしない。

 

は、一切なくなっていた。


 

そんな中出逢った起業家の1人。

 

その人は、

起業した当初

スキルなし、

学歴は高卒、

社会人経験なし、

 

あるのは諦められない夢だけ。

 

 

その夢は、

”日本の教育スタイルを変えて、自分の周りの人を豊かにすること。”

 

 

「すご・・・」


その人は、私の「こうあるべき」を見事に崩してくれた。


それと同時に、その人から学ぶことで、   

それまで夢という夢がなかった私が見つけたのは、


私が自立した起業家になることで、

過去の自分のような人に夢と希望を与えることができるかも。

私でもなれるかも。

 

小さくて大きな想い。

この人の夢に乗っかることが今の私の夢。

 


そこから全てが始まった。 

つづく・・・


 


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