top of page

13/2/16

絵とわたし

Image by Olia Gozha

わたしは小さい頃からずっと絵を描いていて、今はフリーランスでイラストレーターをしています。

好奇心旺盛なので色んなことに手を出しても、絵ほどに長く深く関わっているものは他にありません。

なぜ絵だったのかと考えると、単純に一番人から褒められたことだったからだと思います。

小さい頃からやたら考えすぎてしまったり、人間関係のことに敏感だったわたしを、絵は助けてくれました。

学校で絵を描いていると人が見に来てくれたり、

「絵のうまいますぶちさん」みたいにキャラを立たせてくれたり。

絵は世界とわたしの潤滑油だったり、わたしの武器だったり、わたしの言葉だったり、たくさんの役割を果たしてくれます。

カタチに残るってすごい。

今の自分がどんなことを感じているかも出てしまうし、

自分から生まれているものなのに、絵に教えられることがよくあります。

悩んだときも、描いてみると鏡みたいに自分をうつしてくれます。

そんな風に、わたし以外の誰かのこともわたしは幸せにしたいのです。

少し助けたり、ほっとさせたりしたい。

ちょっと気分が変わることで人生なんとかなる気がしちゃうこともあるもんです。

わたしは誰かの何かになるより、

その人の持っている何かをちょっと幸せにする、スイッチみたいになりたい。

そう思って、懲りずにずっと描いています。

←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

忘れられない授業の話(1)

概要小4の時に起こった授業の一場面の話です。自分が正しいと思ったとき、その自信を保つことの難しさと、重要さ、そして「正しい」事以外に人間はど...

~リストラの舞台裏~ 「私はこれで、部下を辞めさせました」 1

2008年秋。当時わたしは、部門のマネージャーという重責を担っていた。部門に在籍しているのは、正社員・契約社員を含めて約200名。全社員で1...

強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話

学校よりもクリエイティブな1日にできるなら無理に行かなくても良い。その後、本当に学校に行かなくなり大検制度を使って京大に放り込まれた3兄弟は...

テック系ギークはデザイン女子と結婚すべき論

「40代の既婚率は20%以下です。これは問題だ。」というのが新卒で就職した大手SI屋さんの人事部長の言葉です。初めての事業報告会で、4000...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

bottom of page