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子どもがいたら旅ができなくなるという思い込みが友人の一言で吹っ飛んだ話

Image by Olia Gozha

旅に出ます。


家族4人で。



小学生の娘と園児の息子、オージーの夫と私の4人で。




夫と結婚した10年以上前から、旅に出ようと話していました。


二人で訪れた国も、グアテマラやメキシコ、アメリカに香港、中国、タイにバヌアツ・・・と、


思いつくままに書いても、出てくる出てくる。



お互いが、もともとアドベンチャーなバックパッカーで、


自分の思う人生を思うままに生きたいと思う二人でしたが、


見据える未来があまりに同じで、


一緒にいる=結婚するのが自然な流れでした。



教員をしていた私は、自分の受け持つ子ども達が十二分に可愛くて、


我が子を欲しいとは思いませんでした。



いや、それより、学校で子どもたちに会っている分、


家では、のんびりしたい。


なにより、子どもを授かったら、旅ができなくなると


勝手に思い込んでいました。




ところが、ある女性と出会ってから、


夫も私も考え方が一変しました。




それは、あるオーストラリア人女性との出会い。



彼女には、当時2歳の目がくりくりっとした金髪でカーリーな女の子がいました。



つい最近、引っ越して来て、私の住む町に来たばかり。


それまでは家族3人でアメリカ大陸横断キャンピングカーの旅を


されていたそう。




アメリカ横断キャンピングカーの旅!



さらに話し続けていると、



彼女は、整体師として自らクリニックで働く傍ら、


大学院に通い更なる知識と技術を得る努力をし、


家庭では、当時2歳の女の子のママ。



更には、旦那さんは、うつ病で仕事もままならず、


家計は彼女が支えていたのです。




そんな彼女は、いつも笑顔で感謝の人。




私たち夫婦の世界1周の夢の旅を、子どもを授かるまでにしたいんだよねと、話していると、



「夫婦で旅に行くの?いいね。子どもがいても、変わらず旅に行けるよ。

ちょっとした工夫は必要になってくるけどね」



と、彼女はさらっと言ってのけるのです。





でも、彼女の話を聞いていると、


子どもができたらできなくなることがいっぱいと、



自分が自分で勝手に枠の中に閉じ込めていたことに気づきました。




子どもがいても、何でもできる。


要は、やるかやらないか。



行動するか、行動しないか。


挑戦するか、挑戦しないか。




それから、しばらくして娘を妊娠、


後に息子を身ごもり、


息子のおむつが取れるころに旅に出発できたらいいねと


話し続け、



それが、来年2019年になります。





そんなこんなで、旅に出ます。



家族4人で。











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