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みんな一緒なんじゃないかな

Image by Olia Gozha

私は幼い頃から孤独を感じていました。さみしくてさみしくて、こころのどこかが空っぽでした。こころの空っぽを埋めるためにいろんなことをしました。友達と遊んだり、メールしたり。彼氏をつくって、ずーっと一緒にいたり。本を読んだり。お酒を飲んだり。でも、なんだかいつも、空っぽでした。そんな自分がいやだったし、悲しかったです。人にたくさん八つ当たりもしました。人の痛みをわかったつもりでいました。でも、世界中で自分が一番しんどい、かわいそうと思っていました。いま思えば、そんな風に思ってたのが恥ずかしいけど。でも、私を一番救ってくれたのは、世界には意味があるということでした。簡単そうで難しかったです。世界には意味がないと思っていた時は、何もかもが灰色でした。楽しいことにも、苦しい経験にもなにもかも意味がない。人類がしていることも自己満足だ。そんなことを思っていました。世界には意味があると納得できた瞬間、世界は本当に輝きました。太陽はあたたかく、海は美しい。公園の木は生き生きしていて、歴史を語り出しました。人がつくって来たものにも、歴史があり、思いが詰まってる。そう思うと、愛しく思えました。もちろん、今でもしんどいことはたくさんあるけど、前のように空っぽではありません。ひとは、みんななにかの意味を背負って生まれてきたのではないでしょうか。そのことが、生きているひとみんなに伝わればいいと思っています。

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