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これは私が大学時代のときの話です。
私が大学時代のとき、
父が造園業者として家業で事業をしていたので、
その事業を将来ゆくゆくは大きくしたいと思って経営を学び始めました。
大学といっても、4年制の建築の専門学校に行っていました。
その専門学校の間に建築の資格を取りながら、
別にいろいろなビジネスのやり方や会社の
運用をするための方法を学んでいました。
卒業してすぐ経営者になろうかなと思っていました。
それで、自分で事業を立ち上げて独立してやるぞと意気込んで、
それまでに自分がやりたいビジネスをいろいろしてきたわけです。
例えば、インターネットを使って広告をしてみたり、
ちょうど京都に住んでいたので、
建築家としてAir B&Bという民泊の
インテリアデザインを手伝ったりしていました。
自分自身でやりたい仕事をやっていました。
大学4年生になってみんなが就職していくときに、
僕は独立するか就職するか二つの選択肢がありました。
独立するというのもあったのですが、
1回社会人を経験してみようと思いました。
それを自分自身が決断したのです。
私は香川県の出身です。その大学は京都だったのですが、
卒業後、京都から一応両親との約束で香川に帰ってきました。
両親と一つ約束をしていたからです。京都の大学に行くんだったら、
卒業したら必ず1年、2年は帰ってきなさいというのが条件だったのです。
自分自身も東京や大阪などで自分で
事業を立ち上げることも可能だったのですが、
そのようなことを両親と話をして、
しっかり帰ってしなさいということになったのです。
自分の中でやはり葛藤はありました。
自分でできるという自信もありましたが、
やはり帰って親の約束を守るというところを優先したわけです。
建築の専門学校に入っていたので、
帰ってきて建設業に勤めるようになりました。
自分自身で、もし将来的に経営をするんだったら、
リーダー力や自分の現場の統括など、
チームで何百人などの大きいプロジェクトを
動かすような仕事をしたいと思って、
地元の中小企業の建設業者に入ったのです。
要は、現場監督として入ったわけです。
そして、仕事が始まるわけです。
今までは、大学のときは普通だったらバイトなどをして、
お給料をもらって稼ぐかもしれないのですが、
僕は元々自分で稼ぐというのが好きだったので、
大学のときは自分で稼いでいたわけです。
初めてのお給料をもらうことになるわけです。
お給料をもらうということは、毎月決まっているわけです。
自分がいっぱいやってもやらなくてもお金が決まっている。
社会人になったら組織に入るわけですから、
上司がいて上司から仕事を与えられて、その仕事をひたすらします。
自分がしたかった監督業務は、確かに監督業務でしたが、
初めは分かりませんよね。
だから、基本的には教えてもらうということになります。
毎日それを積み重ねていく中で、ある不満が出てきたわけです。
自分自身でやりたいことができないじゃないかとか、
何でこんなことをしなければならないんだろうとか。
それから、建設業界は休みが本当にない。
休みがなくて、月から土曜日まで仕事があって、
基本的に日曜日しか仕事がないという状況。
祝日も基本的には出るというような形だったので、
月に4回しか休みがないんです。僕の大学を卒業した回りの人たちは、
大きい会社に入って、土日と祝日が休みで、
年間120日ぐらい休みがあるような会社へ行くわけですが、
僕は反対に、40日や50日ぐらいしかなかったんです。
かなり不満が出たわけです。1年間は不満だらけです。
あー、面倒くさいとか、何で言われなければならないのとか
(思っていました)。
お給料は決まっているし、
自分で自由に決断できないので、
何なんだと思っていたわけです。
そのような仕事をするというのが
こんな気持ちというのも分かったし、
愚痴をこぼすという気持ちもよく分かりました。
みんなこんなことを考えながらやっているんだと。
そんなある日、一つの出会いがありました。
その出会いというのが、あだ名で皆さんが
「コイケンさん」と呼んでいるんですが、
インターネットである検索をしていたんです。
自分が年収3億円や、そのような規模になるんだったら、
どういう人たちが世の中にいるんだろうと思って、
インターネットで「年収3億円」と検索したんです。
検索したら、「年収3億円の女子大学生メンター」の教え
というサイトがあったんです。
僕は大学のときからマーケティングや
ビジネスを学んでやっていたのですが、
そのようなマインド系のもの、
考え方を初めて見たんです。
コイケンさんの本を読んでみる中で、
ある一つの考え方があったんです。
そのコイケンさんの話の中で
「あなたの仕事は何のためにしているのか。そして、どんなことに役立っているのかというのを真剣に考えなさい」。
要は、やりがいというところです。
そのコイケンさんの中で思い出したあるストーリーがあるんです。
レンガ積みの職人というのがあるんです。
聞いたことがあるかもしれないのですが、
レンガ積みの職人というのは、3人のレンガ積みの職人さんがいて、
その人たちは建物を作っているんです。
一人の職人さんに、
「あなたはなぜそのレンガ積みの仕事をしているんですか」と言ったら、
「私はレンガを積んでいます」と言う人が一人目。
2人目に「あなたはなぜしているんですか」と聞くと、
「お金のためです。生活のためにやっています」と言ったわけです。
その作業をしているというわけです。
3人目の人に聞いたら、「私はお城を作っています。そのお城は多くの人がこれから使って、多くの人に喜んでもらいます」
と言いました。
その一人ひとりの人たちは同じ仕事をしているにも関わらず、
意識が全く違ったということです。
私自身も建設をしていましたから、
そのことに当てはめていったのです。
例えば、建設には測量をしたり、自分で建物を図ったり、設計の図面を開いてみたりしますが、そのようなところが面倒だなと思っていたところもあるんです。
このようなのは自分がしなくても、
別にできるじゃないかと思っていたんですが、
要は、建物を建てるという監督業務という
ところに思いを乗せ始めたんです。
この建物が建ったら、建ったあとは10年後、
20年後にどうなるんだろうということをフォーカスし始めたんです。
例えば、自分の子どもが生まれて、
「お父さんがこれを建てたんだよ」とか。
もしかしたら、その建物にはお子さんが利用するかもしれないですし、
自分の回りの友人や知人が使うかもしれません。
そういったところを想像するようにしたときに、
自分の仕事にやりがいが出てきたんです。
要は、その一つの仕事をすることによって、
このような未来が描けるということに気がついたわけです。
そのどのようなところというのが一つ一つ分かったのです。
例えば、図面を書くときは、これを間違いないように
一つひとつチェックをして、現場の職人さんが
スムーズに作業ができるようにする。
スムーズに作業ができるようになったら、いい建物ができるわけです。
失敗しない建物ができます。そして、失敗しない建物ができたら、
オーナーさんが喜ぶわけです。そこに訪れるオーナーさんや
そこを活用する第三者の人などが、かなり使いやすいお店だったり
雰囲気を楽しんでくれたりして人生が豊かになります。
そのようなところを作っているんだというような思いになったのです。
そこでどんな仕事でもやりがいを感じることができたのです。
その教えを学んで、自分自身でそういった
仕事のやりがいというのを学んだわけです。
そうしたことによって、自分自身が事業を立ち上げるときや、
自分自身が経営をするとき、それもある種の仕事ですよね。
その仕事にどのような未来性、どのようなことを実現できるかを
イメージできるようになったわけです。
すると、一つ私が何かウェブなどに記事を書いたりするときや、
何かクライアント相談するときというのは、
この一つのクライアントさんと相談するときに丁寧に
お客さんに分かりやすいようにすることによって、
その人の人生が大きく、よく変わっていきます。
そして、例えば、私とクライアントさんが相談して、
コンサルティングの事業を立ち上げたとしたら、
その人が分かりやすい説明を受けて、仕事の成績が上がったら,
自分のモチベーションが上がって家族との交流がスムーズにいくようになって、
その家族が明るい家庭になって、明るい家庭からまたみんなが
ニコニコ笑顔になれるような豊かな生活が生まれる。
そういった家庭が築けるというようなお手伝いが
できるんじゃないかというところまでフォーカスしたということです。
それと、自分のやりがいが持てるということです。そこから、
課題をもらったコイケンさんに興味を持ったのです。
自分が一つでも人生が変わったので、
そういう人からもっともっと学びたいと思ったのです。
コイケンさんは基本的に直接会って何かを教えるというよりも、
そのような教材、つまり音声や自分が著者された電子書籍が売ってあったんです。
それを自分自身で購入して1個1個学んでいったのです。
この仕事にやりがいを出すものだけではなくて、
もっと幸せや自分の感情を豊かにするような方法や、
ビジネスやマーケティングをうまく回せるような仕組みを
一つひとつ書いた本がありました。それを読んでいって、
自分の人生が大きく変わり始めた一つのワークがあるのです。
そのワークというのが、自分の感謝力を高めるという方法でした。
その感謝力を高めるという方法を次のお話しで話したいと思います。
ぜひ、興味のある方は引き続き読んでください。ありがとうございました。
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