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ライターではなくただの物書き好き

Image by Olia Gozha


ライターという肩書きをつけて物書きをしていた時期があった。


そんな大層な呼ばれ方をする事に恥ずかしさすら覚えていた。


それでも仕事として書かせていただいていたので、やむなくライターを名乗らざるを得なかった。


だが、書き物を提供していたサイトは社会情勢など諸々の事情でどんどんと閉鎖されていった。


その頃にはライターというよりももはやキュレーターと呼ぶ方が合っていたかもしれないが。


勿論ネットで探せばライターとして書かせてくれるところは条件次第でいくらでもある。


だが、そういった書き物をするのに疲れてしまっている自分がいた。


物を書くことはそこそこ好きだったはずだが、何のために書いているのかわからなくなっていたのだ。


そんな時にこのSTORYSに出会った。


ここでは好き放題書いても良さそうな気がした。


ライターではないただの物書き好きとして、ブログ感覚で筆を執ればよいのだと。


それでも話を続き物にしてしまうと、これがなかなかキツい。


その時のテンションによっては全く筆が進まないのだ。


実際滞ってしまっている続き物がわんさかある。


でもいつの日かまた続きを書くことがあるだろうと思い、次の話は下書きのままにしてある。


STORYSでは本当に誰得な話ばかり書いているが、自分の記憶を整理したり、その時の感情を記録しておくという意味でとても助かっている。


敢えて残念なことを一つ上げるとすれば、この10日ほど昔の書き物も最近の書き物も含め誰からもアクセスがなくなってしまったことぐらいだろうか。


何も書いていなくても毎日5〜10アクセスぐらいはあったはずなのだが、ピタリとなくなってしまった。


だから、この書き物もきっと誰にも読まれることなく埋もれていくのだろう。


でも自身の物書き好きという気持ちが保てているなら、それでも一向に構わないと思い始めている。


ライターではなくただの物書き好き。その呼び名が自分にはきっとふさわしいのだ。

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