top of page

虎ノ門ヒルズでプロポーズが失敗に終わった話

Image by Olia Gozha

結婚はしてるんですか?結婚とかしたくないんですか? とよく聞かれるので、うるせーので書いてみることにしました!  ちょうど3年前なのだが、一世一代のプロポーズが失敗に終わった。 場所は虎ノ門ヒルズのアンダーズ東京。もう二度といかねぇwww   プロポーズというのはある意味で出来レースなわけで、よほどの一方的なサプライズじゃなければ失敗に終わることなんてないんじゃまいか?w 夜景だけは最高の日だった・・・ 

このロケーションで落とせなかったおいらとは一体・・・  で、なぜ失敗したかというとそれまでに色々あったわけで、このプロポーズの日は2014年10月末。挙式が2015年3月にすでに決定してたわけ! だからこれは勝ち戦しかないだろう!と。 当時の相手とは6年付き合っていたが、おいらももうすぐ30歳になるしそろそろかなーということでミーハーだったおいら達は表参道にある式場を予約していた。 なんかプロポーズしてないまま結婚式挙げんのもアレかなと思っていたけどしてみたら失敗に終わったわい!挙式日まであと4ヶ月ぐらいだったのでキャンセル料を払い婚約破棄となった。 なので何故そうなったのか赤裸々に語ってみると、  

男のマリッジブルー

 もうきっかけはこれw挙式1年前ぐらいに予約をしたがそれまで半年以上は準備も何もすることもないのよ、だからだんだんどうでもよくなってきた感があって、さらに本当にこのまま結婚してもいいのだろうか・・・って女子かっ!w しかし「本当にこの人でいいのかな」という不安は全くなく、経営者の人ならわかると思うが、  

デフレで経営がきつくなってきた

 当時は美容院を2店舗経営してたわけだけど、美容業界を襲うデフレから価格競争に巻き込まれ+大手広告費の値上げ、そしてアベノミクスからのコストプッシュインフレによる材料費高騰、さらに安倍政権の失政である消費税増税により価格転嫁できず様々な要因で利益率が減少し始めていた。 このまま経営が厳しくなれば結婚できないかもしれない・・・ そうなればこれもすべてはアベのせい。 というのはサヨク的なバカな冗談であるが、生活が厳しいというわけではなかったけど、過去ブログにも書いたが経営を立て直したとしても一生美容師は嫌だったのでそういった面も含めマリッジブルーとなってしまった。女1人幸せにできないダサい男だと思います!  

だけどやりたい事があった

 これらはナインオクロック誕生秘話だw Tシャツ買ってねwしかし当時の経営が順調だったとしたら、ブランド9o'clockは誕生せず、アパレルOEM会社に丸投げTシャツを楽天で販売してさっぱり売れず、東京で一生美容師で消耗していたことだろう。 とはいえ、結婚したらチャレンジできない!と言い訳にしていたんだと思う。そんな中で、  

はじめてのアバンチュールw

 なんかひょんなタイミングとハプニングが起こり、この時初めてのアバンチュールをしてしまいました。どうかしてたよ。マニュアルなんかねーんだな恋はオートマ。で、おいらは罪悪感に苛まれながら、マリッジブルーだと明かし毎日話し合いをするようになった。 でもある日、やっぱりマリッジしてトゥギャザーしようぜ~!と思いプロポーズをしようと決心した!   し  か  し、   
  完全にタイミングを見誤った。もう相手がマリッジブルー完全体だった。 いま思い返しても最悪な野郎だったと今でも自分を責めている。自分勝手だろう? 24歳から女の大事な6年間もおいらは無駄にさせてしまったのかと責めていた。「ありえない!」とブログ読者の女性諸君も憤慨しているに違いねぇw しかし女性諸君。 女の気変わりの早さは異常w 
  風の噂によればそれから1年後に彼女は別の男と結婚し幸せに暮らしているという。  なのでおいらは岩手に移住したのだ\(^o^)/  とはいえ、おいらのせいで1年遅れてしまったけど彼女が幸せになれてよかったと心から祝福したよ。そしておいらは自分を赦すことにした。おいらに新たな機会を与えくれたので、だからおいらはこれからの目標を絶対に諦めるわけにはいかないのだ。 ということもあり元フィアンセがいた、同棲もしていた、挙式予約もしてたのである意味で達成した感があり、もう前のめりになって結婚したいとは思わなくなったというわけさ。これまでの人生で子供がほしいと1ミリも思ったこともないし←これも原因のひとつw  

さいごに

  未婚の独身男性諸君に告ぐ! 少しでも結婚する気があるならさっさと今すぐしやがれ!パートナーがいるなら大事にしやがれ!   あれから彼女いない歴3年となるが、おいらの岩手での嫁探しはまだまだ長く続きそうである。

←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

高校進学を言葉がさっぱりわからない国でしてみたら思ってたよりも遥かに波乱万丈な3年間になった話【その0:プロローグ】

2009年末、当時中学3年生。受験シーズンも真っ只中に差し掛かったというとき、私は父の母国であるスペインに旅立つことを決意しました。理由は語...

paperboy&co.創業記 VOL.1: ペパボ創業からバイアウトまで

12年前、22歳の時に福岡の片田舎で、ペパボことpaperboy&co.を立ち上げた。その時は別に会社を大きくしたいとか全く考えてな...

社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話(1)

※諸説、色々あると思いますが、1平社員の目から見たお話として御覧ください。(2014/8/20 宝島社より書籍化されました!ありがとうござい...

【バカヤン】もし元とび職の不良が世界の名門大学に入学したら・・・こうなった。カルフォルニア大学バークレー校、通称UCバークレーでの「ぼくのやったこと」

初めて警察に捕まったのは13歳の時だった。神奈川県川崎市の宮前警察署に連行され、やたら長い調書をとった。「朝起きたところから捕まるまでの過程...

ハイスクール・ドロップアウト・トラベリング 高校さぼって旅にでた。

旅、前日なんでもない日常のなんでもないある日。寝る前、明日の朝に旅立つことを決めた。高校2年生の梅雨の季節。明日、突然いなくなる。親も先生も...

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

bottom of page