top of page

Chapter11 家族の常識が私の常識

Image by Olia Gozha

ところが、就職生活は思うようにはいきません。     なんと私は最速で内定をもらったエステサロンでおつぼね上司に目をつけられて入社から9日という速さでクビを宣告されてしまうのです。       藤崎あゆみ2度目のクビ宣告です。しかし今度のクビは訳が違います。        まず、職を失うということは家族にとっても私にとっても損失が大きいわけです。我が家では「無職」「フリーター」は、御法度。そもそも私は一度高校生の時に「給料が安定している公務員になりなさい」という願望を押し切って専門学校に進み、「民間企業」という選択をしているのです。       世間体を気にする家族の元に生まれた私の思考はすっかり「会社にはいれば将来安泰」という思考が形成されていました。そんな会社員思考な私は、クビになった翌日にハローワークに行きました。      美容学校で培った技術を発揮したいという思いから百貨店の外資系高級化粧品店に再就職を決めます。    ここでは、志望人数が少なかったこととほぼ新卒、家が近いという理由からからすぐに内定をもらうことができました。ですが日本経済の不況が尾を引いていたため、契約社員という形で入社を決めました。    この、美容部員になった出来事こそ私の人生のターニングポイントの一つともいえます。   詳しくは次の章でお話ししていきますね。

←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page