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17/9/27

2度めの命の窓~第二子の話~

Image by Olia Gozha

 よだれつわり。

 またの名を唾液過多つわり。

  

 第一子のときに経験。2013年にその名前を知る人は少なく、産婦人科も対処のしようがなかった。

 2017年現在。




唾液のつわりはママサイトで広まり、記事を取り上げてくれるサイトもあったりで、以前よりメジャーになりつつあり、少数派ではあるけど、よだれに苦しむ妊婦さんがブログなどで経験談を書きこむようになった。


 それでもよだれつわり対策は依然としてこれをすれば治るというものは存在しない。

 クーラーが普及し、「冷え性女子」が増えたことによって胃腸の冷えなどが原因ではないか?ともいわれているが、定かではない。


 第一子の時はそれでも良かった。自分だけが寝ていればよく、点滴通院も命がけだったけど(吐きながら私は妊娠8か月まで唾液つわりが続いた。story.jpに記載)


 唾液つわりは繰り返すと言われていたので、今回の妊娠も覚悟の上だったけれど、あれだけ溢れていた泡のような唾液は今回はなく、吐きつわりのみ。今回は普通のつわりだと安堵した。


 が。


 世の中そんなに甘くなった。




今回は前回の帝王切開の傷の治りが良くなくて、臨月に「子宮破裂するかも?」

 などと、最初の個人の産婦人科で言われた。



はあ?!


 

前の手術から三年は経過しているけど、治りが悪いとはどういうことなのか。




しかも前の移住地から引っ越しをしており、同じ産婦人科での出産は厳しい。カルテも移動出来たらいいと思うのだけど、私は近くの市立病院の産婦人科へ転院になった。



その市立病院、受け入れは可能だが、今年の年末年始にまさかの病院そのものの移転があるそうで、12月17~1月7日までオペ室が使用不可だそうで。


 そこで早産、子宮がもたないとなると、

 「他の病院へ搬送、最悪ドクターヘリで房総の亀田総合病院へ運ばれることになるかもしれないけど、大丈夫?それが不安なら、隣の市の大学病院へ最初から通うという手もある。通うのが大変であれば、こちらで粘って通い、危険と判断したら搬送するけど。」


 と、言われる。




・・・・ちょっと待って。



 

千葉県、NICU,ICUを備えた病院が少ない。




うちの県に限ったことではないのかもしれないが、「帝王切開」の件数も年々増えてきているし、子宮破裂のある妊婦も少なからず出てきている中で



 

何かあると、最悪ドクターヘリで房総まで運ばれるのは、遠い。遠すぎる。



ママ友に聞いたり、

インターネットで調べてみると鴨川シーワールドに近かった。








嘘でしょ?!






 


吐きつわりが6~7月と真夏に差し掛かっていたこともあり、脱水防止で点滴通院もしており、ここにきて痰つわりもちらほらでており、安定期になっても2~3日に一回吐いていた。通院する病院は近くがいい。



 


隣の市の大学病院はICUがあるけどNICUはない。関連病院に早産のときは、赤ちゃんだけ移動、入院が考えられる。






 今いる市立病院がかりじて通える距離で、NICUもICUも移転する新設病院にある。ただ、年末年始まで子宮が持たなければアウト。オペ室が使えないから搬送される。




・・・ここまで


考えて、私は妊娠して良かったのか、と少しでも考えてしまった。




仕事もしてきて、もともと冷え性もある


私はなかなかタイミングもあわず、また前回つわりが酷くほぼ寝たきりだったので、第二子の妊娠は本当に躊躇ったし、悩んだ。




それでも、


長男は保育園で妹や弟のいるお友達をみて、そしていとこにも弟が産まれて羨ましくなり、「僕も弟か妹が欲しい」と言ってきた。





どうしよう。




私のつわりが今回軽くなる保証はない。


 

 また35歳を過ぎてしまい、高齢出産、ダウン症のリスクも少なくない。





また、前回が帝王切開(緊急)なので、今回は予定帝王切開。Vバック(経腟分娩)は、帝王切開の傷で、まったく可能性なし。


 それでも


産むか、ということだった。



 

妊娠するのかってことだった。




なのに運がないのかやっと移った市立病院に通っても

リスクはつきまとう。



 

 


私は

覚悟を決めた。



私にできることなんてたかが知れている。


今回の妊娠で強く感じたのは「つわり支援」などがあったらいいなと思った。


 つわりが酷い妊婦には、上の子の送迎のサポートが受けられたり、子どもの預け先があったり、必ずしも実家、義実家に預けられる時代じゃない。


 点滴も、つわりが酷いと通院が大変で、3歩あるいて吐いてしまうような人には「訪問点滴」などがあると助かる。在宅医療みたいな感じで。


またつわりが酷く、第二子を望まない人も出てくるだろうけどそれでいいと思う。酷いつわりを経験して、「二人目は?」と言われるのがつらい時期があった。子どもには兄弟が必要だとかいう人もいるのは知ってるけど、不妊治療して欲しくても出来ない人もいるのだし、安易に「二人目は?」と聞くのは無神経になることがあると知った。産むのは本人。選ぶのも本人。第三者が決めることではない。


少子化が進む日本。


それは

子どもや妊婦に全く優しくない日本の社会がもたらしていると感じる。


 

「ネウボラ」というフィンランドの制度やつわりなどの支援、保育園、幼稚園、学童などをマンションや一戸建てを増やすときは同時進行で増やすことが必要だと考える。

 また、子どもを育てられない幼稚な大人の人間でもポンポンと犬猫のように子どもを産んで虐待する結末を迎える母親、父親も社会で取り締まったらいいと思う。


 

子を虐待死させた親は、二度と子供を産めない、育てさせないくらいの徹底が必要だと思う。


 

妊娠6か月。

折り返し地点だけど、

無事に産み終えて、またStorys.jpに続きが書けますように。







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