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17/9/6

コンタクトがつけられなくなってICL手術を受けてきた話(手術編)

Image by Olia Gozha

ついに手術日当日を迎えます。

手術日を決定してから手術日まで2週間くらいありましたが、ビビリな私はこの期間ずっと緊張しっ放しでした。


手術は痛みもなく、片目5分ずつで終了するという説明を受けたので負担は少なそうですが、でも、目ってやっぱり怖いですよね・・・?


いろんな方の手術体験を読んで心構えをしつつ、でもやっぱり実際の手術を想像すると「うわあああああ」って叫びたくなるので、なるべく考えないようにして過ごしました。


ちなみに、ICLの手術はどのように行われるのか、気になる方は下記を参考にご覧ください。


神戸神奈川アイクリニック | ICL(アイシーエル)の治療の流れ

http://www.kobe-kanagawa.jp/menu/iol/flow/


私は14時から受付だったので、朝ゆっくり準備してクリニックへ向かいました。

手術前日から飲まないといけない薬もあるので、それも忘れずに飲みます。


「このぼんやりした視界とも今日でおさらばか・・・・」

「もし手術失敗したら、会社になんて言おう・・・」(ネガティブ笑)

とか考えつつ、クリニックに到着。


受付を済ませるとさっそく、術前にさす目薬を渡されます。

2種類の目薬を5分起きに、交互に30分くらいさす必要があるので意外と忙しいです。時計を見て時間を確認しながら点眼していきます。


交互の点眼が終わると手術室の前まで案内され、荷物や靴をロッカーの中に預けます。

手術用の帽子とガウンを着せられ、麻酔の点眼をさされて、一旦待機。

私の後にも男性が1人来て、同じくICLの手術待ちしてました。その他にもレーシックで待ってる女性が2人いたので、結構手術受ける人がいるんだなと驚きつつ、名前が呼ばれるのを待ちます。


これまで緊張し続けて疲れていたので、なんかもう「やっと手術受けられる・・・」っていう心境で、直前は意外と緊張しませんでした。


いざ、手術へ。

5〜10分ほど待ち、いよいよ私の名前が呼ばれます。

池田真希子さんですね〜と本人確認をされて、手術室に入ります。

大きなリクライニングチェアのような手術台に上がり、頭の位置を調整。手術室は寒いので、ブランケットをかけてもらいました。


最初は右目からなので、右目だけ空いたシートのようなものを顔にかぶせて、固定。このまま、先生が来るまでお待ちくださいね〜と言われて少し待ちます。


そのあと北澤先生が入ってきて挨拶されたのですが、色んなブログやYouTubeで先生を見ていたので、「本物の北澤先生だ!」と芸能人と対面した感覚でした(笑)


緊張でなんのやり取りをしたら明確に覚えていませんが、確か「今日はホールICLの手術をしますよ」と軽く説明を受けつつ、早々と手術の準備を進めていきます。最初に麻酔の点眼をされ、数十秒目を閉じます。


その後「下を見て〜」「上を見て〜」と順番に、目を固定するためのシールみたいなものをペタッと貼られます。


で、目を固定された状態でライトを照らされるのですが、体験談ブログで「手術中のライトが非常に眩しい」と色んな方が書かれているのを読んでたので、心構えができていたのか、あまり驚きませんでした。その後、消毒のためなのか、水を目にピューピューかけられます。


で、その状態での感想。


「な・・・なんも見えない・・・」


水が大量にかけられていて、上から光も浴びているので、眩しい光がにじんで本当に何も見えない。先生やスタッフの方の様子とか分かるのかなと思ってたのですが、マジで何にも見えないです。


でも、見えると怖いのでこれぐらい見えないぐらいでちょうど良い。とか考えてるうちに、「じゃあ始めていきますよ〜」とさっそく手術が進められていきます。


ここからは、本当に早くて細かい工程もよく分からなかったです。


いつ目に切り込みを入れたのかは一切分からず、「今からレンズいれますよー」と言われた後も、確かにちょっと違和感があったような、なかったようなって感じでした。


「眩しいけどこっち見てればいいのか・・・?」


とか思ってるうちに、「もうレンズ入りましたからね〜」と言われて、びっくりしました。


その後も先生が何をしているの一切見えず分からず、もはやタイムトライアルでもしてるんじゃないかくらいの素早さで手術が進んでいきます。


「最後に、しみる目薬さすからね、結構しみるけど我慢してねー」

と言われ覚悟してたけど、思ったよりしみませんでした。


最後にシャーーッと洗浄して、目を固定している器具を外したら、目を閉じて数十秒休ませます。


その後、全く同じ工程を左目も行っていきますが、左目も同じような素早さで進んで、あっという間に終わります。確かに、途中目をぐいぐいいじられてるような不快感はありましたが、その時間も数秒なので全然耐えられます。左目も水の中から滲んだ光を見ている感覚で、ライトの光がピンクと青に見えるのですが、色が混じり合って綺麗だなーなんて考えているうちに終わってました。


体感的には、片目2〜3分ずつくらい・・・?


乱視の方はレンズの位置調整とか細かくしないといけないらしいですが、私は乱視がないのでその分早かったのかもしれません。でも、とにかく早かった。


想像よりもあっけなく終わり、個人的には、歯医者で歯を削られる方がよっぽど辛いんじゃないかと思ったほどです。。


手術が終わり・・・

「はい、終わりましたよ〜」と顔に貼ってあったシートをベリベリ剥がされ、のろのろと起き上がります。その後、手術室を出たところにあるリクライニングチェアに案内され、ここで30分間休んでください、と言われました。


この時、もう既に視力はよくなっていて、リクライニングチェアからはっきり時計が見えるのに感動しました。ただ、ゴロゴロとした違和感が半端ないので、目をあけているのが辛い。


術後は3種類の目薬を1時間おきにささないといけないので、すぐに一発目の目薬をしてから横になって少し休みます。


目をつむって休んでいる間、レーシック手術の音なのか、手術室の方から「パチパチパチパチーーーッ」というすごい音が何度か聞こえてきました。この音聞いたあとだったらレーシック受けるの嫌になるなーーとか考えながら、すぐに30分経過。


スタッフの方に名前を呼ばれ、術後検査のために移動します。


眼圧や視力検査などをいくつか行い、問題ないことを確認しました。

視力は、正確な数値は言われなかったのですが1.0くらいは見えていた気がします。


その後は北澤先生による診察。


手術中、「すごく緊張していましたよね」と言われ、ちょっと驚きました。

あんな片目ずつしか見えない状態だったのに緊張がバレていたとは・・・。


「今は白く靄がかった状態で見えづらいと思いますけど、明日はもっと見えますからね」


と言われ、診察は終了。確かにまだ、白みがかった感じで見えづらい。その日はこれで終了なので、クリニックを出て帰宅します。


次回は手術後の注意点と術後1週間の経過について書きたいと思います。


結構事細かに書いたつもりですが、質問ある方、あと神戸神奈川アイクリニックでICL受ける方は紹介割があるので、紹介状欲しい方はmakiko.ikeda1904@gmail.comまでご連絡ください。


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