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17/8/12

ビジネスで大切なことは全て、甲子園が教えてくれた

Image by Olia Gozha

カキーン!


実況「「ショートにゴロが飛んだー!」」

歓声「きゃーー!」

実況「「ショート掴んで、ボールをファーストへ!」「ファースト掴んだー!」「試合終了ー!」」

実況「「水城高校!初の甲子園が決まりましたー!!!」「ノーシードから決勝まで駆け上がり、その勢いのまま、水城高校!初の優勝をつかみましたーー!!」」

2010年7月27日15時頃

僕たちは、甲子園行きの切符を掴んだ!



今でも、忘れられない。



優勝が決まった瞬間の大歓声。

今まで、全ての努力が報われた瞬間。

喜び、感動、興奮、うれしさ、緊張からの開放。
その他諸々の感情がこみ上げてきて、


泣きながら、
校歌を歌っていた。




でも、僕が、一番驚いたのが、
翌日の新聞。




二平(僕)「あ、夢じゃないだ笑」



翌日のこの新聞を見て
「優勝したんだー笑」と一息つけた。

現実なんだと実感した。


まさか、甲子園に出れると思っていなかった。


実は、甲子園に出れるとは
思っていませんでした。


だって、僕が入学した時は
一回戦負け。正直、弱小校。


特待生は僕の1個上の学年からとり始めた。
(学費を免除したり優遇されて呼ばれた学生)


僕らの代なんて特待生は5人?だったかな?
ほかの部員は行きたかった県立から落ちて、
水城高校に入学して野球部に入ってきた。


僕も特待生ではあったが、野球は下手だったし、
先輩がいたから、コネ?で入ったようなもの。


それでも、なぜ、甲子園に出れたのか?


いくつか、理由はあると思う。

僕らの代はまじめで、個性的。
エースもいい左ピッチャーだった。
1年生の活躍もあった。


でも、

甲子園に出れた、


一番の理由は



監督さんの存在


これに尽きる。


監督さんがいなければ、


甲子園には出れていなかった。


監督さんがいなければ、


「こんなに野球って奥が深いんだ!」
という気づきは得られなかった。


監督さんがいなければ、


社会でがんばれている今の自分はいない。


本気でそう思える、素晴らしい監督だった。


僕達の監督さんは

茨城のとある野球の有名校で、甲子園に何度も出場しており、
春のセンバツでも準優勝。プロ野球選手も数人輩出した、
茨城屈指の名監督だった。

さらに、校長先生までも経験し、人格者だった。


甲子園を目指す道のりで僕たちは、

監督さんから本当に、沢山のことを学んだ。


今、振り返ると、

ビジネスでも活かせることが沢山あった。


目標を目指して、努力し、カイゼンを繰り返す。

チーム一丸となって目標を目指す。

他にも沢山やることはあるが、、、


「ビジネスと野球って一緒なんだな」


最近、思うことが多い。


ふと、ちょうど今、甲子園で行っている
大阪桐蔭VS米子松蔭の試合を見て、思い出している。


このストーリーを監督さんに捧げたい


実は、今から、4年ほど前に
僕の恩師だった監督さんがなくなってしまった。。。


「ウソだろ、、、」


「あんなに、元気だったのに、、、」


僕の心にぽっかり、
穴が空いた気分だった。


ふと、思ったのは
「後悔」だった。


もっと、高校時代、監督さんの話を
真面目に聞いておけばよかった


もっと、もっと、話したかった。
野球について語りたかった。


もう、戻ることはできない。


甲子園を目指す途中。
沢山のことを監督さんから学んだ。


監督さんとのストーリーを
みなさんと共有して、
皆さんが喜んでくれれば、


監督さんへの恩返しになるかなと思って
このストーリーを書いています。


例えば、
こんなこと↓を書いていこうと思っています。

________________________________________________

1.なぜ、甲子園では奇跡が起きるのか?


2.めちゃくちゃ野球がヘタクソだった僕が
レギュラーになり甲子園に初出場した話。


3.諦めそうになった時に思い出して欲しい、成功曲線の話


4.努力はカンタンに人を裏切る話


5.なぜ、常に一流は、一流に触れ続けるのか?
 ~刀鍛冶の弟子の話~


6.監督のサインを先読みするということは、
 社長のつもりで行動することと一緒


7.最大の武器が使えなくなり、野球をやめたくなったが
 レギュラーに返り咲いて、大活躍した話。


8.本質は一緒。常に実践することが大切なたった1つの理由。


9.なぜ、あのチームは勝ち続けるのか?
 〜勝ち続けるチームが教えたくない秘密〜

________________________________________________

ここまで読んでいただき、
ありがとうございます。


ちなみに、1〜9の中で、
読んでみたいストーリーはありますか?


できれば、感想のところに、
番号を書いてリクエストをくれると、
とてもうれしいです。


監督さんと僕達のストーリーで
なにか、皆さんに届けることができたら
監督さんも喜ぶと思います。


それでは、
よろしくお願いします。


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