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17/8/4

僕の人生で最愛の人との出会いと別れ

Image by Olia Gozha

初めまして。今年で36歳になるアラフォー男子です。

36年間人生を生きてくると、出会った人の数はそれなりの人数になります。

その中で、恋愛までに至った人は、何人か。

その中で、最愛の人と呼べる人は、一人。

今回は、その人との話を書いてみようと思います。

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僕は、鎌倉のある雑貨屋にいました。

そこでは、イラストレーターの人たちの展示が行われていて、

そこに友人が出展しているということで、遊びに来ていたのです。


友人のイラストを一通り眺めたあと、他の方のイラストも見てみようと思い、

そう広くない店内を見ていると、とあるイラストに目が留まりました。

「なんか、うまく言えないけど、このイラスト、好きだなぁ」

当時、イラスト自体にそこまで興味があったわけではなかったのですが、不思議とその人のイラストは、心にスッと入ってくるような心地よさを感じていました。

「このイラスト描いた人とお話ししてみたい!」

普段、そこまで人と積極的に話そうとはしないのですが、この時は、なぜか話してみたくなったのです。

しかし、店内を見渡すも、それらしい人は見当たらず。

しょうがない、帰るか、としょんぼりしていると、その人のものと思われる名刺が。
そこには、名前と、ウェブサイトのアドレスが書いてありました。

「これって、繋がれるチャンスかも!」

早速家に帰り、名刺に書いてあったウェブサイトにアクセス。
すると、展示についての記事が。

少しドキドキしながら、そこへ行ったことと、イラストをとても気に入った事を
コメント欄に書き込み。

「すっごいドキドキする・・・」

その後、数日間、そのサイトにアクセスしては反応がないかチェック。
反応がなければ、がっくり。
しかし、数日後、返信が!

彼女「いらしてくださったんですね!ありがとうございました!」

やった、返信が来た!
これで繋がれた!
と思ったものの、よくよく考えてみると、自分の情報を何も書いていないことに気づく。
これでは、ただのファンで終わってしまうではないか。
とは言ったものの、展示の記事でいきなり自己紹介も変だしなぁ、どうしよう。
そう思いながらサイトを見てみると、「次回展示のお知らせ」という記事が。

見ると、また違う場所で展示をやるということと、在廊予定日が書いてありました。

「・・・よし、今度は直接会って話をしよう!」

そう決意して、次回展示を待つ僕。

その間に、熟成される気持ち。

多分、僕はこの人のことを好きになってしまうんだろうなぁ。

そんなことを思いながら、待つ。


そして、彼女が在廊する展示の日がやってきました。

「とうとう会っちゃうのかぁ・・・!」

展示会場へ着く。今度も雑貨屋。ドアを開く。店員に挨拶され、返す。
そして、明らかに店員ともお客とも違う雰囲気の人が、一人。

「あの、もしかして○○さんですか?僕、サイトにコメントした○○と言います」

彼女「あぁ、あのコメントの!今回も来てくださったんですね!ありがとうございます!」

あぁ、なんということだ。


まるっきりタイプだ。


文章にすると、すごく陳腐になってしまうのだけれど、文化的な匂いがして、ナチュラルなファッションがすごく似合ってて、笑顔がすごく自然で、この人はきっと、誰にでも好かれるんだろうなぁ、と思えるぐらい魅力的で。

そして、それは僕とはまるっきり正反対で。

全然おしゃれじゃないし、笑顔は引きつってるし、僕のことを好きでいてくれる人なんていない。
そんなことを、当時は思っていました。

だから、きっと、彼女のことは、あきらめなければいけないんだろうな、と、直感で分かりました。

なので、その日は会話もそこそこに、会場をあとに。

「まぁ、当日のお礼ぐらいはコメントしておこう」

と思い、サイトの記事にコメントを。それで、終わりのつもりでした。


サイトの記事も確認せずに、数日たったある日。
メールチェックしていると、あるメールが一通。

彼女「先日はありがとうございました!」

・・・え?

なんで彼女からメールが?

彼女「サイトのコメント欄のメールアドレスへ送ってます」

・・・あっ!そういえばコメントするとき記入したかも。
え、でもなんでメールで送ってくれてるんだろう?

彼女「2回も来てくださる人って友人以外だと珍しくって。うれしかったのでメール送っちゃいました」

え、そんなことでメール送ってくれるんだ。うれしいなぁ。

彼女「カメラ提げてましたよね?写真撮るの趣味なんですか?」

あぁ、そんなところまで見てくれてたんだ。うれしいなぁ。

彼女「私、カメラ買ったんですけど使い方よくわからなくって。今度、使い方教えてほしいです!」

・・・え?
・・・・・・え?

彼女「もしよければ、今度2人で会いませんか?」

えええーーーーーーーーーー!!!

彼女「メールだけだと連絡とるの不便なんで、私の携帯の番号とメールアドレス教えますね」

えええええええええーーーーーーーーーーーーー!!!!!!


もうあきらめよう、と思ってからの、彼女からのアプローチ。
正直、戸惑いもありました。でも何より、うれしかった。
早速、携帯のメールアドレス宛にお礼のメールを送りました。

「メールありがとうございました!うれしかったです。撮影がてら、ぜひ2人で出かけましょう!」

彼女「よかったです。断られたらどうしようかと(笑)ぜひ出かけましょう!では○○日はどうですか?」

「その日は空いてるのでオッケーです!では、場所は吉祥寺でどうでしょう?」

彼女「吉祥寺久しぶりに行きたいです!じゃあ吉祥寺にしましょう!」

こんな感じで2人で会う日が決まっていきました。

そして、会う当日・・・。

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