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17/7/5

私は自分で頭の毛を抜いてしまう『抜毛症』だった

Image by Olia Gozha

私は発毛業界に携わっていたことがあります。ストレスだったり加齢だったり病気だったりと、薄毛に悩まれている方のケアをしてきました。


そんな中でも若い方から年齢を重ねた方関係なく割合としては少なかったですが、抜毛症の方もケアしていました。


当時心のケアが抜毛症の方には必ず必要と教えられており、実際にそうだと感じて仕事をしていたので、まさか後々に自分が抜毛症になるとは思いませんでした。


きっかけは正直、分かりません。気付けば髪をほどく時にグーッと引っ張って頭頂部が痛い、と感じるような仕草が癖になっていました。


その頃は仕事に追われながらも、笑って大丈夫なフリを立場上ずっとしなくてはならず、気持ちが追いやられていたように今は思います。


気付けば頭頂部が分け目がパッカリいってしまうようになり、これはまずいという意識はあったのでネットで抜毛症について色々調べるようになりました。するとわたしと同じように抜毛症に悩んでいる人が結構見つかって、勇気づけられました

参考:わたしの抜毛症体験談



それからは首付け根あたりの髪を引っ張る癖に変わりました。それでも全体的に頭は続けていたらヤバイ。昔のお客様みたいになる。どうしよう。でも辞められない…がループとなり、どうしても引っこ抜きたい時には、頭の髪ではなく首から下の毛を抜くようになりました。


抜いても抜いても人にはバレずに済むので安心してしまい、常にほとんど下の毛はない状態になっていました。


仕事中、休憩でお手洗いに行くたびにボーッとして何も考えずブチブチ抜ける分だけ抜いていました。


髪はバレてしまうので最大限辞めながらでしたが、やはり辞められず頭頂部を避けてグッと引っ張ってあえて痛いように抜いていたように感じます。


そんな状態を続けていると、とうとう同期に、「上司の方が「髪薄くなってない?」と心配していたよ。失礼やんねぇ」と教えてくれました。


とうとうバレた・・・・・・とうとう言われてしまった・・・・・・と内心はビビりながらも、髪の留め方を工夫していたので比較的バレてはいないと思っていました。


ですか留め方ではごまかせない程抜いてしまっていたので、今ならバレて当たり前のように思います。


それから少しづつ仕事の部署が変わり環境もガラリと変化したことに合わさって、気持ちも落ち着いてきました。


未だに頭頂部は髪の留め方は意識を毎日してしまい、髪をおろしたまま出掛けることは未だ勇気が出ません。出掛けても電車に乗った時には心配になり留めてしまいます。


エスカレーターで後ろに人に立たれたら、見られているような気がして未だに逃げるように歩いてしまいます。


ですが、抜く癖自体は本当に自分の気持ちや心にゆとりが出来た瞬間、抑えれるようになりました。


抜毛症はなった人にしか分からないと改めて思います。抜毛症ではない人からすれば、悩むくらいなら抜かなければ良いのに。それで終わりです。


抜くことで気持ちを一瞬痛みで抜いてるという行動で、紛れる気持ちが辞められないだけで、抜きたい訳では無いことをもっと分かってくれる相談出来る病院などがもっとあれば良いなと心から思っています。

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