光と影
今でも愛用している動画チャンネルがあります。
一月万冊です。
ビハイア株式会社社長、清水有高さんが配信している動画チャンネル。幾度となく密度の高い情報を配信なされています。
初めて一月万冊さんの動画を閲覧したのは、アダムスミスの「国富論」という本の紹介動画でした。ロバート・キヨサキさん著『金持ち父さん貧乏父さん』の参考資料から「国富論」を知った僕は
僕「面白そう!!」
と、意気揚々と「国富論」を手に取りました。が、その内容の難解さに
思わず眩暈がしました。今でも理解していない点が多いです。
ですが、そんな僕を救ったのが、一月万冊さんの動画でした。
僕「なるほど!アダムスミスはこんなことを言っているのか!」
と、目から鱗の内容でした。
それからというものの、僕は一月万冊さんの動画を聞きまくっていました。毎日毎日いろいろなスコトーマ(心理的盲点)が外れている感覚が嬉しくなっていたのです。
が、ある動画で、残酷な真実を知ることになります。
※先に言っておきます。本稿は動画チャンネル「一月万冊」ならびに配信者、関係者の評判を下げようという意図は全くもって御座いません。むしろ今でも愛用しています。ご了承頂きますよう、よろしくお願いいたします。
それは、この動画で知りました。
この動画は、一月万冊配信者、ビハイア株式会社社長清水有高さん、ビハイア株式会社副社長平田悠貴さんの対談動画です。
この動画の29分ぐらいでしょうか...。清水さんが
清水有高さん「せどりって知ってる?」
とおっしゃった時
僕「ギクゥッッ!!!!」
となりました。
せどりという仕事を否定されたくなかったのでしょう。まるで耳を塞いでいるのに聞いているような、よくわからない態度で視聴していました。
その後に清水さん、平田さんはこうおっしゃいました。
清水有高さん「bookoffで100円で買ってきてamazonで売るっていうのは、数年前は出来てたんだよ実は。でも今は、bookoff側が作ったと思うんだけど、価格が連動しているんだよ。」
平田悠貴さん「あーなるほど。じゃあもう高く売ろうとしても、bookoffの値段で売れちゃう。中古は特にそうでしょうね。」
清水有高さん「そういうのがどんどん広まっていくと思うんだけど、そんなスキルばっかり磨いてった先には、ただ年を取った自分がいるだけ。それってヤバイよね。」
平田悠貴さん「そうですね!自分が作った価値じゃありませんからね。」
僕「そこまで言わなくても...。」
正直そんな悲しい気持ちにもなったし、自分を裏切った気持ちになり、自分自身に怒りも湧いてきました。
「自分で作った価値じゃない。」
この言葉が予想外に僕の心に深く突き刺さったのです。
ですが、その数日後
僕「...いや、待てよ。よくよくかんがえてみたら俺偉くね?」
ふとそんなことを思ったのです。
残酷な真実を知ってしまったとき、知らないほうがよかった!と思う人は多いでしょう。とくに今現在せどりやamazon転売ビジネスをしている方なら尚更だと思います(本稿で傷つけてしまったらごめんなさい!)
ですが、僕はこんな真実でも知ったほうがいいと思うのです。
何故ならただの年寄りにならずに済んだのですから。
amazon転売しかやってない人は結局amazonだけに頼ることになります。ヤフオク転売に頼る人はヤフオクだけに頼ることになります。amazon転売とヤフオク転売も一緒にやってる人も同じで、amazonとヤフオクが潰れたらオシマイです。とても極端な例になってしまいますが。
ですが、他人や他の媒体だけに依存して、自分は成長するのでしょうか?自分の現状が変わらないまま、益々進歩するAIだけに頼ると、あっという間に置いてけぼりになってしまう...。
まるでじゃじゃ馬をいつまでも乗りこなせない騎兵のようですね。
僕「そうして進歩するAI媒体というじゃじゃ馬にいつまでも振り回されているままだと、資本主義の奴隷どころかAIの奴隷として年老いてしまう。そんな残酷な真実に気づけたのだからよかったじゃないか。」
僕はそう思いました。AIだって自分の付加価値を世に発信するためのひとつの媒体に過ぎません。
足を動かすことができるのはいつだって自分しかいないのです。
僕「なぁんだ!簡単なことじゃないか~♪」
残酷な真実だって知ってよかったと思える真実になる。
光
と
影
よく言ったものですね。
うきうき気分になって学校の帰り道を踏み歩きました。
僕「...ちょっとまて。」
僕「じゃあこれからどうすればいいんだ・・・?」
転売ビジネスで月30万円稼いで、それで一人暮らしして食いつなごうと思ってた僕。
そんな計画に穴が開き、途方に暮れる帰り道に早変わり。
光と影。よく言ったものですね。