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13/5/17

バッグ職人sunaoのひとりごと〜クジラみたいな土佐打刃物

Image by Olia Gozha

storys.jpの読者のみなさま、はじめまして。

私は革でバッグをつくる仕事をしています。


デザインからパターン(型紙)を制作、革の裁断、縫製、ラッピング、はたまた自分のブランドsunaoのサイト構築まで、ものづくり〜販売のすべての工程を、全部自分で手がけています。


モノづくりって本当にやりがいのある仕事です。

そして、心の底から楽しめる仕事です。


ひとりの日本のつくり手として、

メイドインジャパンの現場の熱気。

モノづくりのすばらしさ。


少しでも多くの方々にお伝えできたらなあ、と思っています。


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さてさて、お話ししたいことはたくさんあるのですが、、、

まずは、制作に欠かすことのできない「道具」について書いてみたいと思います。


デパートやブティックでバッグは目にしても、

それを制作するのに使う道具を知る機会は、そうそうないんじゃないか、と。


いつもは裏方の「道具」たちに、スポットライトを当ててみたいと思います。



写真は土佐打刃物の切り出しナイフです。


高知県の土佐打刃物の鍛冶師・濱口さんの手によるもので、

すべてかたちが違うナイフの中から、悩みに悩みぬいて買い求めました。


高知の海を泳ぐクジラみたい。。。

愛嬌のあるユニークなかたちですが、怖いくらいによく切れます。

世界にひとつの、わたしの宝物です。


土佐打刃物のいいところは、まだ「生活の道具」として暮らしの中に生きていること。


高知県は、県民一人当たりの森林専有面積が日本一の「森林県」で、

そもそも土佐打刃物は木を伐ったり、薮を刈ったりする、山仕事のための道具。

今でもまちの金物屋さんで普通に売られ、身近な生活の中で使われています。


でも実は、、、


土佐打刃物は「自由鍛造」という日本刀の製法を受け継いだ、

なんと400年もの歴史をもつスゴい刃物なんです。


それなのに、工芸品や美術品じゃなくて、素朴で丈夫な野良の道具として存在している。

そこがいいんですよねー。


例えば「肥後守」とか、昔はごくありふれたものだったのに、

いつの間にか身の回りから消えてしまった道具って、実はたくさんあるように思います。


いい道具がないと、いい仕事はできません。

どうかどうか、ずっとつくり続けていただきたい。


そんな、祈るような想いでいます。。。


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道具についてのストーリー。

まだまだ、ご紹介したい道具がたくさんあります。


次にお話ししたいのは、

海外の一流メゾンの職人がこぞって買いにくる、

日本で一人しかつくれない、東京の職人の手による道具の話です。


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