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17/5/26

アメリカとメキシコの関係

Image by Olia Gozha

トランプがメキシコから不法移民を入れないと言っているが。。。

機会があってアメリカ経由でメキシコのカンクーン空港へ行った時の事。

当然ながら飛行機の乗客の大半はアメリカ人。それも白人が多い。

カンクーンと言うと日本では余り知られていないが豪華なホテルがカリブ海のビーチ沿いに並ぶ一大リゾート。

実際、空港に到着すると様々なホテルの出向の車が鈴なりになっている。

(ちょっと待った!この風景は、いつかどこかで見た覚えがある?)かと思ったら、

それは子供の頃、田舎に住む祖父が東京に出てきて一緒に行った温泉街の駅前。

(そうか、カンクーンはアメリカ人にとって熱海みたいなものなんだ!)

飛行機で3時間ちょっとと時間的にも同じ感じ。


空港から宿泊予定のホテルに向かうジャングルの中を走るような道沿いには所々急に明るくなるところがあり、そこにはデズニーランド?と見間違うような奇抜な建物が。

ここはアメリカ人が仕事やしがらみを忘れて非日常的な感覚を楽しむところ。

しかし、デズニーランドもさることながら、ラスベガスなどアメリカ人はこの様な非日常的な環境を欲するのだろうか? ラスベガスに到着した時に砂漠の中に突然に光り輝く街が現れたのには度肝を抜かれたが、地上に並ぶピラミッドや遊園地を配したホテル群にも驚きを隠せなかった。

機内ではビールを飲む客も多く、ちょっとした社内旅行気分。

空港に到着した際には大歓声が上がる程盛り上がっている。


ひとつには国土が広すぎて地域が単調であることが関係しているのかもしれない。

もう一つ考えられるのは文化・歴史の浅さ。

アメリカン・フードと言ったら何を思い浮かべるだろうか?

ハンバーガー?

ステーキ?

歴史的な場所と言って連れていかれたのが南北戦争の際の戦闘地。

見ても何も面白くない。


よって金持ちは休みになると歴史と史跡のあるヨーロパへと足を延ばして文化の香りを楽しむ。

お金が余りない人で自然派の人たちはキャンプ地の湖沼や海岸で悠々とした時間を楽しむ。

問題はお金はないが自然に囲まれることには興味のない人たち。

こういった人たちが小金を持って出かけるのがメキシコの観光地。

国境を超えるから一応外国ですし。

物価は観光地でも米国本土よりもかなり安い。

これがメキシコがアメリカの熱海化しているという理由の一つだ。

因みに日本の熱海は団体旅行が廃れたという理由や、真っ当な宿に一泊泊まると韓国などの海外にパック旅行でいけると言う価格破壊の影響でゴーストタウン化してしまったが、最近は低価格路線でまた息を吹き返してきているらしい。


一方でアメリカのホテルに宿泊すると掃除やレストランのウェイトレスのほとんどがメキシコ系であるとこに驚く。ややもすると英語も通じない。

スーパーにもメキシカン。ということで最早メキシコ人無しには経済が回らないようになっている。

10年に一回行われる国勢調査の最新版、2010年の調査によると6人に1人がヒスパニック系。

黒人の13%を上回っている白人に次ぐ第二勢力となっている。

トランプ大統領がこれ以上の違法移民を防ごうとしているが、メキシコ移民はそれらが適法であれ違法であれアメリカの労働力の一部になっていて、彼ら無しには毎日の生活など成り立たないのもまた事実だ。アメリカ人の雇用を奪っていると言うが、これらの低賃金のサービス業への就業希望者の数は限られている。

いくら国境に壁を築いた所で需要があり、そこで働きたいと言う人が居れば、メキシコからの不法移民の流れは止まりそいにない。

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