top of page

17/4/28

口下手で八方美人だった私が、「思いを伝える力」をつけるまで その8

Image by Olia Gozha

ここまで7回に分けて、

口下手で八方美人だった私の変化の過程をお伝えしてきました。

学生時代のトラウマから、

嫌われるのを恐れて常に周りを伺って、人に合わせていた。

自分の意見を主張するなんて、恐くてできなかった。

強い自分でいなきゃと、いつも肩に力が入っていた。

そんな私は、働き方を見直すことをきっかけにして

自分の思いに向き合うようになりました。

・弱さを誰かに見せる勇気(STEP1)

・周りの意見や常識を遮断して、自分の気持ちを優先する素直さ(STEP2)

・自分の思考を整理し、思いを言語化する文章力(STEP3)

私は5年ほどかけて、この3ステップを経験してきました。

抽象的な言い方だけど、

「思いを伝える力」は私を強くしてくれた。

そう自信を持って言えます。


「思いを伝える力」の3ステップが、私の人生をこう変えた

↓ ↓ ↓

◆私も、「私の話を聞いてもらいたい」と思っていたことを知った

うまく喋れないし、ましてや笑わせるような話術は持っていなかったから、

話すなんてハードルが高いし、聞き役に徹して楽しむことで十分だと思っていました。

でも、違った。

口下手な私でさえ、「私の話を聞いてほしい」「私に興味を持ってほしい」

と、潜在的に求めていたんです。

(だから全員、自分の話を聞いてもらいたい・注目してほしいって思ってるはず)

なぜそう思えたのかというと、仕事でセミナーを主催したときに、

自分がする話を一生懸命聞いてくれる方がたくさんいて、快感だったんです。

私のブログを読んで、「とっても役に立ちました!ありがとうございます!」

と言ってもらえると、すっごく嬉しいんです。

「ゆかりさんの話を聞きたい」「ゆかりさんの意見を聞かせてほしい」

信頼感を持ってそんな風に言ってもらえる存在に、私はなりたいです。

◆意思決定のスピードが早くなった

自分が食べたいもの・行きたいところ・やるべきこと…

日常生活においても仕事の場でも、自分がいいと思うものを選ぶ意識をしています。

(そのおかげあってか、ネイルのデザインを決めるのも早くなりました♡)

◆弱みを見せられる相手の存在が、心強い

私であれば旦那さんがそういう存在なのですが、

不安や愚痴を吐き出せる相手がいることで、心の安定が保てます。

夫婦仲も、日を増すごとによくなっている気がします♡

(たまーに険悪なときもありますけどねw)

◆自分に興味を持てるようになった

自分が何を感じるのか観察・分析するのが単純に楽しいし、

その考察をシェアすることで誰かの役に立つのも嬉しいです。

自分に興味があると、自然と毎日が楽しくなりますね。飽きません。

◆他人のことがどうでもよくなった

誰かと比較して自分のダメなところばかり目が行って落ち込むことが、

かなり減りました。

なぜなら、「私はどうしたいか」「私はどうなりたいか」が主軸だから。

自分がやるべきことや進みたい道が明確であれば、他人を気にしている暇なんてない。

逆に、誰かの行動や言葉にざわつくときは、自分に集中できていない証拠なので、

自分の状態を測るバロメータになります。

◆書くのも喋るのも上手になった

前の記事でも伝えた通りですが、自分の考えを文章でまとめる癖がついたおかげで、

人前で喋るのもかなり上手くなりました。

意見を述べる力強さが身について、

分かりやすい答え方ができるようになったと自負しています。

◆小さなことでいちいち動じなくなった

元八方美人ゆえ、「あの人に嫌われたかもー!」「この子が今日こう言っていて…!」と

他人の反応にいちいち反応して右往左往していたのですが、

そんなことはどうでもよくなりました(笑)

私と、家族と、私が関わる大切な人が幸せなら、それでいい。それがいい。

だから、他人の言動にいちいち振り回されなくなりました。

◆等身大の自分を、好きでいてくれる人の存在を知った

前職でお世話になった上司・旦那さん・仲の良い起業仲間…

毒を吐いても、弱い自分を見せても、

そんな私を好きだと言ってくれる人がいること以上に、幸せなことってありますか?

私の胸の内をブログで発信することで、考え方や生き方に共感してくださって

お金と時間をかけて私に会いに来てくださる方がいる。

私の文章をいつも楽しみに読んでくださる読者さんがいる。

こんなに自分が満たされることってありますか?

「私は私を貫けばいいんだ」

そう思える強さを、手に入れました。

◆本の出版が決まった

仕事の幅が広がったのも大きな変化ですが、

その中でも、本の出版が決まったときは本当に嬉しかったです!

(2017年夏に発売予定♡)

しかも、私がコツコツ書いていたブログが出版社の方の目に留まって、

「本を出しませんか?」とオファーをいただく形で実現したんです♡

自分の思いに素直になってそれをアウトプットすると

思わぬご縁や飛躍が舞い込むんですね。

思いのアウトプットは、心のデトックス♡

あなたの言葉は誰かのためになり、あなた自身の喜びになる。

言葉を自在に扱って、思いを伝えられる人になれたら…

楽しくないですか?♡

今はまだ口下手でも、今はまだ意見するのが恐くても、大丈夫。

私が今の私になれたんだから、絶対に変われます!

「思いを伝える力」は天性の才能も学歴も関係ない。

心構えと練習で、いくらでも身につきますよ。

つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

忘れられない授業の話(1)

概要小4の時に起こった授業の一場面の話です。自分が正しいと思ったとき、その自信を保つことの難しさと、重要さ、そして「正しい」事以外に人間はど...

~リストラの舞台裏~ 「私はこれで、部下を辞めさせました」 1

2008年秋。当時わたしは、部門のマネージャーという重責を担っていた。部門に在籍しているのは、正社員・契約社員を含めて約200名。全社員で1...

強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話

学校よりもクリエイティブな1日にできるなら無理に行かなくても良い。その後、本当に学校に行かなくなり大検制度を使って京大に放り込まれた3兄弟は...

テック系ギークはデザイン女子と結婚すべき論

「40代の既婚率は20%以下です。これは問題だ。」というのが新卒で就職した大手SI屋さんの人事部長の言葉です。初めての事業報告会で、4000...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

bottom of page