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17/4/16

元ひきこもりの猫人間が芸人目指して慶應大学に入った話

Image by Olia Gozha








どうも、みなさんこんにちわ。




猫人間のねこた(仮名)です。




猫人間とは人間のふりをしているが地球侵略を企む猫型エイリアンのことです。2088年には人口の75%を猫人間が占めると言われており、もはや人口というより猫口といったほうがいいでしょう。





簡単に僕の経歴を書くと、







北海道の片田舎で生まれる→もんもんと19年間過ごす→受験勉強に失敗し、家出をする→偏差値30から慶應大学に入学する(ビリギャルにありがちな奴)→もんもんと大学デビューに失敗する→芸人養成所に入る→大学卒業する→サラリーマン(イマココ)




こんな感じの、ごくフツーーーーの人生を送ってきました。




















この→の間にはまあ、いろいろと濃いエスプレッソのようで薄い甘口カレーのようなエピソードがあるのですが、それは後々話すことにして。





とりあえずビリギャル的にバズることを期待して、慶應大学に合格するまでを今日は語りたいな、と思います。












はい、そうです、自分語りってやつです。自分語り大好き人間です。




飲み会で延々と自分語りし始めて、周囲がドン引き&興味なしって感じなのに御構い無しな奴よくいますよね。










そうです、僕です。










もし思い当たる人いれば、今すぐやめましょう。そのうち飲み会に誘われなくなります。そして友達がひとり、またひとりと離れ、孤独になります。






そして孤独な時間を利用してクリエイティブなことに没頭し、成功して巨万な富を得て死ぬことになるので、絶対にやめましょう。






ちなみに僕はごく普通の経歴なのですが、あんまり僕の周りにはなぜか同じような経歴の人が少ないので、身バレしそうで怖いです。




なので、このお話を見ても絶対に他言しないでください。










くれぐれもtwitterにあげたり、Facebookでいいねしたり、インスタにアップしないでください。いいですか、絶対にやめてください。絶対です。もし破ったら豆腐の角の部分を大量に送りつけますので。






















高校の頃、僕は人生の岐路に立たされていました。









なんとなく、東京に行きたいとはずっと思っていたものの勉強は全くできず、すべての教科が学年最下位だった僕は、そもそも大学に行けるのかどうかすら疑問でした。








ちなみに僕の通っていた高校はビリギャルのような超進学校の私立高校でもなく、本当に平凡な片田舎の公立高校でした。一応地元の国立大学に合格者は出すものの、東京のましてや早慶に受かる人間は数年に一回とかその程度でした。慶應大学には何十年も合格者がいなかったような気がします。








その高校でほとんどの科目が学年の平均以下だった僕に、東京の大学に行きたいなどは言える雰囲気ではなく、進路希望書には北海道大学と書いた気がします。







北海道大学みたいな旧帝大を志望するなんて、そもそもレベルが高いとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、北海道の進学校では北大とそれ以外の大学しか存在しないと思っている教師もいるほどの強烈な地元志向があり、北大を目指さんば人にあらず的な雰囲気があったのです。なので全く行く気がありませんでしたが、進路届には第一希望北海道大学と書いていました。























ただ、僕はとにかく、猛烈に、東京に行きたかった。






地元には自分の思い描く夢はないと思い込んでいました。




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