新人戦も終わり、そこには敗北することに慣れた流川がいました。
『俺は俺のペースでやって行こう』
競う事も大切だし、勝つために無理する、無理ができるのであればただがんばればいいけど
がんばった後には何が残るんだろう。
来月も成績0からだし・・・・
その時だけ良くてもね。
って誰かに言われたんです。
覚えてないけど。(笑)
ただ一位のAさんは言ってました。
『来月??そりゃまたがんばればいいのよ♪』
そりゃそうですよね。やるしかないんだからw
と、
かっこいい同期の背中を見て流川。
カッコいい事言えるよう・・・・
営業という名のキャバクラ巡りに行くことに。
(営業・・・・指名に繋がるために。飲みに行く。自分を売り込むための一つの手である。)
まだ18歳で夜の世界も全然知らないし、飲み屋さんとか行ったことないんですよ(-_-;)
緊張Maxですよ。
今回は先輩ホストKさんに同行することに。
すると。
Kさん『あんね?代表とかGさんとか飲み屋行くときは仕事の一環だからなとか言ってるけど俺は遊びやから。お前も気ぃぬけや』
流川心の声(何この人。何言ってんだwヤンキー思考なのか?僕の中で代表の言葉は絶対なのに。)
Kさん『ちなみに俺は指名のお客さんのとこしか行かないから
その連れとか仲良い子なんか誰か紹介してもらえばいいっちゃが♪』
流川(あれ??イイ先輩じゃないっすかwさっきは変なこと思ってすみません(-_-;)お客さん紹介してもらえるなら喜んで!!!)
とは言ったものの・・・
来たのはスナック・・・・・・?(-_-;)
流川心の声(キャバクラかと思ったら・・・スナック。)
カウンターには一人の20代半ばの決してかわいいとは言えない女性が。
女性『いらっしゃいませ~。ってKちゃんじゃん♪』
Kさん『あんさ??こいつにだれか紹介してくれん?店に来てくれる子。だれかおらんけ~??』
女性『ごめん<m(__)m>あいにくね、今私一人なのよ~。すぐすぐ紹介できないなぁ』
Kさん『お前一人かいっ!! 流川~??どうする~??飲んでいく~?』
流川心の声(え。 俺ただの付き人じゃん。営業しに来たのに・・・・
お客さん紹介してもらえるって・・・・でもここで断れるはずないでしょ。そんでもって可愛くないし。汗)
流川『はい^^せっかく来たんだし、飲んで行きましょうよ♪』
流川心の声(あ~言っちゃった。 ホント何しに来たんだか。)
Kさん『こいつさ~最近入った流川。よろしくしてやって。そんでだれかイイ人いたら紹介して。』
・・・・・と。
つまらない時間が一時間過ぎ。
お会計。
女性『今日は一時間だったし。安くするから♪合計で5000円ね♪』
Kさん『流川2500円ちょうだい。』
流川心の声(え。ほら。こうなる。ぴったし割り勘じゃん。
やだやだ。おれに見返り一円もないし(-_-;))
流川『2500円でいいんですか!?ありがとうございます<m(__)m>』
Kさん『ありがとうって割り勘やっちゃかい(笑)』
流川心の声(いや。わらってる場合かwせめて多く出してくださいよw)
と、Kさんと営業という名の自腹接待につき合わされ。
自分の店に戻る。
すると、ナンバー出勤の支配人Tさんが丁度出勤してきました。
支配人『おはよう♪営業行ってきたんだ♪どっかいいところ連れてってもらった??』
流川『おはようございます。そうですね~。・・・・・・』
と一部始終を話すと。
支配人『はぁ?あいつ(Kさん)と営業ね・・・・・ろくなとこ連れてってもらえなかったね(-_-;)
今度は俺と行こうか♪絶対紹介するから♪』
と。次は支配人と営業に行くことに。
約束の日。
支配人を指名でうちに来店される方が働いているキャバクラ・・・・・というかクラブへ。
(要するに来店してもらったら、何回かに一回はその方のお店にも行くということ。)
敷居が高そうなお店でした。
一人当たり一時間¥7000~で指名が別¥1000。
ドリンクも別料金。
この間行ったスナックとは大違いの値段です(-_-;)
今回は一人当たり・・・・・1万くらいかあ・・・・
と思いながら。
どうしてもお金はなかったもんで、そんな心配ばっかりしていました。
と、店内に入り。
きらびやかなドレスのお姉さん達を横目に
テーブルに着いた流川と支配人。
そして、ボーイさんから指名と飲物を聞かれる。
流川は初めてなので、当然指名はない。
支配人はいつものEちゃんを指名。
支配人『あの?途中から指名もOKですか??場内指名的な?』
ボーイ『はい^^大丈夫です。また何かありましたら近くのボーイに話しかけください^^』
支配人『だってさ流川♪ってかあの人の案内の仕方丁寧やろ~??ああいうのを真似すると自分の株も上がるよ♪絶対♪』
流川心の声(おおw見るところが違う。さすが支配人!!真似します。)
と、
支配人が指名した女の子Eちゃんが席に着く。
Eちゃん『今日は来てもらってごめんね(-_-;)忙しいからあんまりテーブルつけないかも<(_ _)>』
支配人『大丈夫大丈夫♪おれは流川と楽しんどくから(笑)って好きな飲み物持ってきなよ♪そして、Eちゃんの仲良い子とかいたら
流川の隣に着けてほしいな♪俺も話したいし。ねえ?流川?w』
流川『あ、俺、そのEさんの仲良い子を指名でお願いします♪』
Eちゃん『いきなりいいの!? わかった伝えとく~♪ ありがとう!絶対友達も嬉しいと思う』
流川心の声(言ってしまった。 指名したから値段が上がる~(-_-;)(笑))
支配人『大胆やな~。少し俺に似てきた??(笑)』
と、10分後Eちゃんの友達が俺の隣へ。
Eちゃんの友達『初めましてなのにありがとうございます。Eの友達のMです。よろしくお願いします♪お名前聞いてもいいですか??』
流川心の声(可愛い・・・・し。綺麗だ(-_-;)やばい。緊張するw)
流川『よろしくです<(_ _)>Mさんですね。俺、流川って言います。』
Mさん『流川君??あ、スラムダンク好きなんだw私好きでした流川(笑)』
流川心の声(やばい。スラムダンクネタ弱いんです俺(-_-;))
流川『ほんとですか!?実は俺も好きで・・・・・』
とあっという間に一時間経ち。
お会計の時。
Mさんと連絡先交換。
そして、お店に来てくれると約束までしてくれました。
ボーイ『お二人様で¥18000になります。』
支配人『はい♪』
と、サッと財布から二万出す。
支配人『あ、流川~♪今回はおれが出すからいいよ♪そのかわり頑張れよ~Mちゃん♪』
(頑張れよ~ というのはこれから来店に繋げるように頑張れ!という意味。)
流川心の声(がんばります(;_:) こんなにも良くしてもらえるなんて。)
流川『はい(;_:)ありがとうございます。頑張ります。』
支配人『俺もね。昔、代表とか専務にこうやってしてもらってたんよ。』
・・・・・この人めっちゃカッコいいわw
憧れる人がどんどん増えていきますw
次の日。
出勤すると。
Lさん(初登場)『流川おはよう♪なんか今日から中洲№1で代表してたSさんが入店するって。社長の元部下だったみたいよ。
あ、それとそのSさんめちゃくちゃ厳しいらしい(-_-;)怖いね(笑)』
(Lさん・・・山Pに似てる25歳イケメン。以前別の店舗で支配人としてやっていたらしい。酔わなければすごい優しくて気さくな人。酔ったらヤバいw)
流川『おはようございます<(_ _)>マジっすかwこれ以上厳しくなったら大変ですって(-_-;)どうにかしてくださいよLさん~』
Lさん『俺に言うなしw俺より年上やっちゃかいw』
と話をしているとSさんが店に来た。
Sさん『すみません。社長いますか??この時間って言われて来たんですけど。』
・・・・・・
続きは次回。
【 ~ヘルプを征するものがホストを征する~】
Sの改革。
宮崎最大級の店舗へ移転。
初めての後輩。
をお送りします。
今回長くなりました(-_-;)
記事にも書きましたが
やっぱ良い上司に恵まれたんだなwと改めて実感しました。
中には自分にプラスにならない方もいますが・・・
お金を払って何かを教えてもらう。何かを始めるなら
ちゃんとした人に習うのが一番手っ取り早いし。
何よりも自分が成長できますよね。
結果残してる人。そうでない人。っていると思いますが
断然!結果残してる人に教えてもらうのが
自分が結果を出すための近道だと言えます!!
ちなみに記事中のEちゃんの友達Mさんはあれからすぐに
流川指名で来店してくれました。
やっぱり、結果を残してる人のやり方は間違っていません。
コチラでブログやっています^^
良ければ遊びに来てください!(^^)!