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17/4/4

カルト教団に引き裂かれた家族

Image by Olia Gozha

ネット上にはたくさんのカルト関連ブログがあるが、ある日突然、エホバの証人の信者になることを勝手に決意してしまった妻に、愛する息子の指導権をなかば強引に奪われ、日々エホバ色に徐々に洗脳されていく息子の姿を見つめながらも、苦悩されている、ある未信者のご主人様のブログがある。

そして、とりわけ彼のブログはグッとくる内容だ。その方のブログ記事をここで、ご紹介したい。尚、そのブログのリンク先は下記である。

http://ueninaoji.hatenablog.com/entry/2017/04/04/235421

「きっとこれは無駄なのかもしれない」と思いつつも、下記の言葉を書き綴るこの方の気持ちを思うと自ずと涙が出てきてしまう。

「このブログを息子たちが読むことはないだろうが、息子たちよ、自分の好きなことをやって生きていけばいい。それをしながら、生きていけるだけのお金が稼げれば満足だ。運良く誰かを養えるだけの稼ぎが得られるなら、自分が好きで、自分を好きでいてくれる伴侶を持てばいい。そしてもう少し余裕が持てるなら、未来を受け継ぐ子供を作ればいい」

エホバの証人の妻に育てられた息子たちが、やがてエホバを棄て、自らの足で歩き始めたなら、あの日の父のこの言葉を読んできっと泣いてしまうだろう。

そして彼がもしも私の父親だったとしたならば、その行為にきっと深く感謝するに違いない。

そして、こんなにも自分のことを真剣に心配してくれている父親がいてくれて本当に良かったとも思うことだろう。。

できるなら私がその息子たちの開眼する姿を目撃する生き証人となりたい。

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