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17/3/26

「日本脱出名迷作戦」

Image by Olia Gozha

息苦しくて仕方なかった。いつ死んでもいいと思ってた。痛いのは嫌だけど、一瞬怖いけど、「居なくなれたらどんだけ楽だろう?」っていつも考えてた。別に生まれてきたくて生まれた訳じゃないし。そんな事を言ったら生きたくても生きられない人達に失礼とか言われそうだけど。みんな人それぞれの状況がある訳で。日々死ぬ事を考えてるよりは, 一か八かの日本脱出をしてみようと。


結果成功したみたいで、今ではれっきとしたアメリカ市民。一応住み家も確保して。「ホームレスのになって路上で死んじゃっても日本に居るよりはマシだ。」って断言して出て来たので、まあ、作戦は成功かな。驚きドキドキ沢山あったけどね~。まず、空港にはROOM A とROOM Z がありました。ROOM Z に行かされると、パスポートとか書類を全部取られて、呼ばれるまで待ち続け。裁判所に居る感じ


高卒、英語も片言、特に旅する経験も無く英語も多分初心者に毛の生えた程度。一応2年間専門に勉強したけど…世の中そんなに甘くない!自分でもどうやってここまで伸し上がって(?)来てしまったのが不思議。でもね、やっぱり一人は一人。さみしさとの背中合わせ。何だかんだ言っても、何も持ってないわけじゃない。高校を卒業して運よく某ホテルで菓子作りを学んだ。洋菓子学校に行ったわけでは無いので、これもまた運が良かった。ちなみにアメリカでの職業はケーキ職人・ベイカー。かれこれ15年近く、この仕事で生計を立ててます。好きでやってる事なので働いていると言う感覚が無く、どこまでも恵まれている。ただ一つ、恋愛に関してはどうもおかしな方向に行く癖がある様で? おっと、脱線!でも、これは微妙に私の日々に絡んでいる?


第一章   脱出とROOM A


ビジネス出張に行くくらいの小さいスーツケースに、取り敢えず着る物、下着、歯ブラシ、垢すり等、何となく必要そうなものを詰め込んだ。だいたい海外旅行の経験なんて無に等しく、専門学校での2回の夏に一か月の語学学校・ホームステイを体験しただけ。







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