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17/3/19

~ホームシック。~

Image by Olia Gozha





よし。




明日から出勤しよう。







と思って二日。








『出勤だるい。』




 



その時流川は、現実の厳しさと実家への甘え。




地元の友人達と離れて寂しい思いが爆発してしまったんです。




 




ほんと自分弱いんです。




改めて今でも思います(-_-;)






一人じゃ何にもできないんだから。流川。




 






自炊、洗濯物のめんどくささ。




休みの日に遊ぶ相手のいない日々。




毎日職場で怒られる。




結果がでない。




お金もない。




↓↓↓




結論。




 




やる気が出ない。




実家に帰りたい。




友達と馬鹿したい。




 




なにもしたくない。







 




最初の一日目は無断欠勤しました。




 




 




すると。




 




Gさん、支配人Tさんから着信が入っていました。







 




時間をおいてビビりながらかけ直すと。




 



Gさん『具合でも悪いのか~?連絡くらいせい。心配するやろが。』




 



流川『連絡できず。すみません。急にじいちゃんが亡くなったので実家へ帰っていました。




  あと二日程度お休みください。いきなりですみません。』


 


流川心の声(あ~(-_-;)情景反射でじいちゃんのことを理由に・・・・・・・。  天国のじいちゃんごめん。)



↑↑もちろん亡くなって実家へ帰ったなんて嘘です。(笑)




 



そのくらい一人の時間がほしかったんですよ(-_-;)




 




 



そいやこの時は心配されても響かなかったなw





そして休みの間、




 



実家へ帰っていることになっていたので夜はテレビの光で生活していました。


だって夜、部屋の電気ついてたらおかしいでしょ?(笑)




 



なんでこんな生活しなきゃならないんだ・・・・・と思い返す。






もとはといえば自分の弱さでした。




 




 




送り指名をもらって次回来店につなげるために連絡を取る




(送り指名とは・・・・・お客様が帰られる際エレベーターまで見送りができる指名。




だいたいお気に入りのホストが見送る。この送り指名に選ばれたホストは唯一連先交換が許される。)




      ↓↓↓




        連絡が取れない。




      ↓↓↓




        来店見込みゼロ。




 






また送り指名をもらって次回来店につなげるために連絡を取る。




      ↓↓↓




         連絡が取れる。




      ↓↓↓




来店するが指名をもらえず・・・・むしろ。別の先輩ホストを指名。




            ↓↓↓




                               やる気がなくなる。




 




 




       先輩ホストのヘルプにつく。




      ↓↓↓




        流川しゃべれない。




      ↓↓↓




          怒られる。




 




 




                                        怒られる。




                                      ↓↓↓




                               なおさら しゃべれない。




 




この繰り返し。




 


前回の初シャンパン入れてくれた女の子がいたじゃん!!って思いますよね。




 




他店のホストにはまってる女の子だったみたいです。




 




 



ですよね~。あんだけホストクラブのシステムわかってて




いきなりシャンパン入れてくれるんだもの。




 



だよだよ。




よく考えたら流川よりもホスト歴長いのかもってw




 


その女子に言われました。




 


            


女の子『あたしさ~。実はクラブ○○○にも通っててさ。そこの現№1の子指名なんだけど




この間のシャンパンの話したら、その子に「流川君の店いかんで」って言われたの。だから




これで最後にするね。』




 

 



告白してないのに振られた気分。




 





行けばいいさ。



№1の子に勝てるわけないやん。





など自信をそぎ落とされ・・・・・・




 




気付いたら無断欠勤。




あ~。






明日から出勤しよ。




 



無断欠勤から三日目。





夕方。




 


ピンポーン





部屋のインターホンが鳴る。



誰だよ。




 



と思いながらドアを覗く。




すると。同じ鹿児島出身のAさんとMさんがドアの前に立っていました。




そういえば今日は店休日だ。





Aさん『流川~いるか~???』





ガチャ。




 



鍵を開ける。




すると、ドアが勝手に開き。





買い物袋を持った二人がいきなり部屋に入って来た。



 




AさんMさん『飲もうや。』




 



何かを察して来てくれたのか。




たまたま来てくれたのか。




 

それはどっちでもよかったんです。





訪ねてきてくれたことが嬉しくて嬉しくて





ついつい飲みすぎちゃいました。






バーボン




 





あの味は覚えています。





 




ライバルでもあり。仲間でもあるってこういう事なんでしょうか。





そのおかげもあって




また頑張ろう! 




こうやって自分のことを見てくれてる人もいるんだ 




って思えるきっかけをもらいました。




 



まあ、案の定二日酔いでしたが。(笑)





と、次の日。




 





Gさんとタクシーに乗り合わせ出勤。




 




Gさん『そういえば今月からの新人王決定戦な。それぞれ上司が一人に対して一人着いてくれるらしいよ。




組み合わせは出勤してから社長が発表するってよ。』




 




要するに二人一組でがんばれよ!ってことみたい。





月初めということでスタッフ全員でのミーティング。




組み合わせの発表の時間。




 


Aさんと・・・・・・支配人Tさん(現№2)






Mさんと・・・・・・・専務Hさん(№は殿堂入り)





そして。






流川と・・・・・・・代表Yさん(現№1)




 




 

流川心の声(あ~唯一怖い代表と組むのか・・・・・・・・がんばってよかよかしてもらおw)






と、発表があったすぐに作戦会議。





AさんMさん流川の中で新人戦で№1になったホストは賞金がもらえるって




前回の記事に書きましたが、




今回組む、上司の方々にも賞金がでるという事だったのでみんなやる気満々w




 



そして流川プレッシャー満々w





色々アドバイスされることをメモ帳に書いていくけど




何を言われているのかさっぱりわかりません。





だって、難しいんだものw


といあえず。





流川の手首についてるスティッチのヘアゴムを見て。



 




代表Yさん『それ女にもらたっと??違うにしてもお前に彼女がいるって疑われる要素になるっちゃかい。気をつけんと。』




流川心の声(う~こわwさっそく厳しいお言葉ありがとうございます(・_・;))




という事でしぶしぶ外しました。



新人王への道のりは長そうです・・・・・・(笑)




次回【ホスト流川 Episode1 ~女性の本質を見抜け~】




 




送り指名をもらうには女性の本質を見抜け


別料金ドリンクの大切さ。


新人王決定。


 

の三つをお送りします




ブログもやってます♪

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