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17/3/13

専業主婦を夢見た事務職OLが、夫婦で起業した話 その2

Image by Olia Gozha

転職サイトに登録をして、すぐにエントリー。

飲食の仕事は夕方からの勤務だったので、

日中に面接に足を運び、その後出社するという生活が始まりました。

面接のスケジュール上出社が遅れてしまうこともあったのですが、

店舗のスタッフは快諾してくれて、本当に助かりました。

(私の意思を尊重してくれた皆さんには、今でも感謝しています。)

すると、転職活動開始後1ヶ月というスピードで、見事内定を達成!!

現職を退職後わずか2日後に入社をする、というタイトなスケジュールで、

念願のブライダル業界への転身を果たします。


私の新しい仕事は、結婚式をしたいカップルの要望や悩みを伺って

おふたりにぴったりの式場をご紹介する、というもの。

来店型相談カウンターで接客をするスタイルです。

結婚式当日のプロデュースをするウェディングプランナーとは違うけど、

一生に一度の大切な日のためにお手伝いするという点では、同じ。

今までできなかったネイルや巻き髪でおしゃれをして、

ツインニットに膝丈スカート・ヒールのパンプスを買い揃え、

期待に胸を弾ませながら、新しいオフィスに足を踏み入れました。

研修で結婚式や式場の知識・接客の仕方などを学んだのちに、店舗に配属。

接客のロープレ・試験を合格して、やっと実際にお客様の前に立つことができました。

1組2時間かけてじっくりお話を伺い、

要望に合う会場をその場でピックアップしてご紹介し、

式場見学に行っていただく為にその場でアポイントを取ります。

その後は主に電話でお客様のフォローを行い、必要に応じて再度ご提案をする、

というのが、仕事の主な流れ。

どうしても最初は知識や経験値の少なく、不安なことも多かったし、

お客様のデータの打ち込みや式場とのやりとり・電話対応もすべて行っていたので、

気を抜けるタイミングはほとんどありません。

「対面での営業+電話オペレーター+事務」の三役同時進行。

お昼を食べる時間も惜しいくらい忙しかったのですが、

お客様の役に立てていることが嬉しくて、やりがいを感じていました。

「私の理想は、まさにこの式場です!」

「素敵なお仕事していらっしゃいますね」

「井上さん(旧姓)のおかげで、納得のいく式ができそうです」

「両家で意見が合わず悩んでいたことを、親身になって聞いてくれて、ありがとうございます」

お客様に、たくさんたくさん感謝の言葉をいただきました。

でも、やっと夢を叶えて就いたウェディングの仕事は、

あっけなく終わりを迎えてしまいます。

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