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17/3/5

妥協とこだわりの狭間でートータルでの幸せを考えなさいーPart.Ⅱ

Image by Olia Gozha

就職活動を辞めた時の話

就職活動を辞めた修士2年の12月

交通費が浮いた分好きな買い物を、書類を作る時間は研究に充てることが

できるようになり、充実した日々ですが、将来の問題は何も解決していません。

そんなときに他の研究室の先生から就活斡旋の話を頂きました。

副専攻(専攻内でいくつか分野があったうちのひとつ)の技術職だったので

技術職で都内勤務!ステキ!と飛びつこうとしましたが、私は思い出しました。

「私の体と心は普通の社会に適応できるのだろうか」という問題を抱えていたことを。

自分が適応できずに一年足らずで辞め、学校の評判を落とし、

副専攻の研究室にいる子達が今後採用してもらえなくなったら…と

最悪の事態を想定し、辞退しました。

これが本当に学生としての就職活動は最後でした。


パートナーとの話し合い

パートナーとも話し合いました。

まず、実家に帰る、という選択肢はありませんでした。

(母親と折り合いが悪かったのですが、この辺はまた別記事で)

話し合っていくうちに選択肢として

・とりあえず卒業し、一緒に暮らしつつゆっくり既卒で就職活動

・結婚してパートナーが会社から扶養手当を貰い二人で暮らしもう少し元気になってから働く

と言う選択肢に絞り込まれました。

そんな時に進路調査があり指導教授に

「トータルで見たときの幸せを考えなさい」と言われました。


自分の幸せって何だろう

そもそも自分の幸せなんてそれまで考えた事がありませんでした。

ちなみに今は趣味の充実、仲間との飲み会、パートナーがゲームしているのを

のんびり眺めながら勉強するのが幸せだと本人は思ってます。

当時、とりあえず母親と絶縁出来れば苦しみは消えると思ってました。

なので「母親と絶縁」を最優先にするなら結婚って最善の選択肢でした。

パートナーも「無理して大きい病気されても困る」と言ってくれたので

元気になってから働こう、と決めました。

かといって進路調査に「結婚します♡」なんて回答は出来ませんし

元々結婚には意欲的では無かったので

「なんか…フリーター的な感じでしばらくフラフラしてます」と答えてました。



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