現在大学3年生。

引用http://4.bp.blogspot.com/-fuNmrSm39RM/UVWMjvqhDFI/AAAAAAAAPKE/838WW3TOBUc/s1600/school_gakuran.png
就職活動をしている「フリ」をしている。
単刀直入に言うと「他人のために働きたくない」。正確にいえば、僕の時間を他人に売りたくない。
もっとギターだってやりたいし、歌いたいし、ライブだってやりたいし、けどゲームもしたいし、旅行もしたいし、サイクリングもしたいし、漫画もちょっと描いてみたいし。とにかく色んなことを好きなだけやりたい。
そのための準備を、今しているつもりだ。自己アフィリエイト、ポイントサイト、オンラインスロット。「カネなしコネなしでも金を稼げる!」と謳われる方法はやった。だが、日給五千円でも稼げた試しはない。
何故そこまで「自由」に翻弄されているのか?それは多分、高校時代の僕を引きずっているからだろう。
入学当時、僕はアニメ「けいおん!」に憧れていた。

引用: http://livedoor.blogimg.jp/k_onwallpaper/imgs/2/2/2212d413.jpg
僕「こいつら、すげえ楽しそうじゃん!」
なんでもいいからワクワクすることをやりたかった。だから、これほど魅力に感じたものはなかった。
高校受験は、完全に軽音楽部目的となった。
そして、都内T高校に入学。
恵まれた部室。頼もしい顧問の先生。優しい先輩。かわいい後輩。ふざけあい、時にはマジで話した仲間。バンド。初恋。

引用: http://www.bing.com/images/search?view=detailV2&ccid=pgPiGHjY&id=F5F958E9C6478B65323A5C59EEEFB6E57D54018F&q=%e5%88%9d%e6%81%8b&simid=608005463117858959&selectedIndex=8&ajaxhist=0
そして、全T高校生が集った体育館での、文化祭のオープニングライブ。
曲のラスサビ前で、飛んで始めて見えた、あの
光景。

引用: http://gekicore-gamelife.com/wp/wp-content/uploads/2014/01/04f40e37c791dec36feb1975958014ad.jpg
それぞれが確かに、あの軽音楽部に存在していた。
軽音楽部目的でT高校を選んだ僕は、当時の僕では考えられないような高校生活を送ったのだった。
それからは、僕はバンドのことにしか頭にない「バンド馬鹿」になっていた。もちろん、音楽専門学校進学を希望。だが、ここで親との反発が起こる。(会話はうろ覚えで作成したものです。ご了承ください。)
僕「俺、専門学校に行くわ。」
親父「...言うと思ったよ。前に言ったよな?バンドは趣味程度にしておけって。」
僕「けど...俺ここまで出来たんだよ!?少しは俺の可能性も信じてほしいんだけど!?」
親父「財布を何度も忘れるやつに、可能性なんてあるものかよ。」
僕「関係ねえだろそんなの!」
親父「いいか?現実は、お前が思っているほど甘い場所じゃない。お前みたいなやつはたくさんいるが、成功するやつはミシン針の穴ほどしかいない。だが、公務員、サラリーマンのほうが、なれる可能性のほうが高い。それに、給料が比較的安定しているのはサラリーマンのほうだ。どっちが生活をする上で安定するかは、わかっているよな?」
僕「...」
親父「お前の可能性は、世界の天才に比べればこれっぽっちしかない。」
僕「」
親父「これがお前の現実だ。」
僕「」
親父「どうしても専門学校に行きたいのであれば この家から出て行け。」

引用: http://s.eximg.jp/exnews/feed/Wooris/Wooris_6754_1.jpg
結局、都内T大学に進学。今思えば、この時から「人生の歯車」というやつが狂い始めていたのかもしれない。

