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17/2/26

自分で自分を褒めたい。好きになりたい。

Image by Olia Gozha

 

周りの人から評価されること。

とても嬉しいことです。

当たり前のように何気なくやっていたことが周囲にはそんな風に評価されていたんだなぁとか。

自分一人では気づけなかったであろう、自身では気づけない意外な良い一面を教えてもらえるんだなぁとか。

ただ、そういった周りの評価で自分を作り上げていくうちに、いつの間にかその「評価」や「期待」に合わせていく、自分を寄せていく、そんな事も時にはあるんです。

一方でそんな周囲の期待や評価を基準にせず、自分をしっかりと客観的に見つめ、公平に自分を評価できる人もちゃんといます。

そういう人はきっと自分が何かをやりつくした時に、上手くいっていようが後悔する結果になろうが、全力を尽くした自分を褒めてあげられるのだろうなと。

私には多分なかなかできないこと。とても難しいこと。

時には全力を注ぎ込むようなことはしてきたかもしれないけれど、それは本当に自分のための全力だったのかと言われたら…多分何かが違うんだろうな…

期待値に応えていこうとすることが多分に含まれた全力なんだろうな…

そんな自己犠牲もどきみたいなことで、周りから評価されることに酔いしれているだけの大馬鹿野郎なんだろうな…

もう年齢的には人生の下り坂に差し掛かっているけれど、一度ぐらいは自分で自分を本気で褒めてあげられるようなことをしてみたいな…

ただ、その勇気がないんだろうな…

と、これを書きながらそう思うのです。

自分の言葉で書いているようでも、どこかで周りの目を気にしながら一言一句を軌道修正して整えて、気がついたら借りたきたような言葉ばかり並べていて、当たり障りのないものになっていて…

そんな自分を嫌いになることは非常にたやすいこと。吹けば飛んでしまうぐらい簡単なこと。

いついなくなってもいいんだろうなとか思ってしまうんです、ふとした瞬間に。

でも、せっかく生かしてもらっているのだから…やっぱり嫌いにはなりたくないかな。

少なくとも今の自分には、隣にいて笑ってくれる人がいるのだから…

どんなにヘタレな状態になっていても、見捨てずに支えていてくれるのだから…

自分がその人を心底好きなぐらい、自分自身を好きになれるようにしたいな…

すぐに答えは見つからないだろうけど、じっくり探してみるのもありなのかな。自分の好きなところ。褒めたいところ。

「あなたは心から自分が好きですか?自分を褒められますか?」



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