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17/2/14

【因果応報】37歳、孫が産まれた話

Image by Olia Gozha

子1「タイミング悪いんだけど」

「うんうん、」

子1「実は赤ちゃんできたの」

「!!」


はじめに。


【因果応報の解説】 本来は、よい行いをしてきた者にはよい報いが、悪い行いをしてきた者には悪い報いがあるという意味だったが、現在では多く悪い行いをすれば悪い報いを受けるという意味で使われている。 仏教の考え方で、原因に応じた結果が報いるということ。

故事ことわざ辞典より


っーことで、

【因果応報】ってあんま良い響きじゃないよねーって思う。



私が子1を産んだ時、母は37歳だった。

あの当時


「子どもが子ども産んで、やっていけるわけないでしょ!!」

って、めちゃめちゃ反対されたけど(あたりまえ)

母ウザッ!!位にしか思ってなかった。

まあその後、人生いろいろ男もいろいろ

女だっていろいろ(咲き乱れてはいけないと思う)

・・・な人生だったけど

そこすっ飛ばして

いざ自分が37歳で孫産まれる!って聞いたときは


いやいやいやいや!!?

ちょっと待て。


っとなったよね。

自分のことはさておき、ちょっとまてい!!となるよね?

まだ早いだろう??って、心底思った。


16歳で子1を産んだとき

凄く嬉しくて幸せな気持ちもあったんだけど

超絶貧乏すぎて今何時代なんだろうっていつも思ってた。

電気止められてロウソクで夜をすごしたり

ガスが止まってご飯つくれなかったりはもう日常ですらあった。

「今から水道止めます」って言われたとき

ダッシュで風呂場に水溜めに行ったんだけど、

物凄い勢いでとりあえず貯めとけって蛇口ひねったんだけど!

けっこうあっさり止められたよね。

ガチで水道止まるってあるのか・・・!!

ライフラインがうんぬんとか、どーよ!?

って考える間もなく止まったと思う。

もうね、ちょっと笑えた。

総勢15人(貧乏大家族すぎてやばい件)のトイレどーする?

っと冷や汗もんだよね。

1番の心配はそこじゃないけど。


だから自分の子にはそんな苦労はさせたくないと思ったんだけど、

子1・2には苦労させまくりで

子1「今まで1度も生まれてきて良かったと思うことはなかった。」


なんてことを言わせちゃうくらい残念な母親だったから

反対できるはずもない・・・


心の内はみじんも見せることなく言ったよね。

「おめでとう~!!」


って。

女優の如く。

まぁやり取りはLINEだったんだけど。


でも嬉しいなって思うところもあったわけで。


子1が新しく家庭をもって自分の居場所を作れることに

甘えられる旦那さんができることに

産まれてくる子どもにたくさん愛をもらえることに

私があげれなかった幸せを手に入れることに

幸せな家庭を築いてください

って、そう思った。



・・・・・

・・・・

・・・


でもさーでもね、あれだよ?

まだ私36歳なわけ。(報告当時)

産まれる頃には37歳だけどさ?

人生いろいろ男も(略)で再婚もしまして子3が今、6歳ですよ。

まだまだ周りから2人目コールもかかるわけですよ。

まだいける!つって。

(だが断る!!)


なのにおばあちゃんって・・・

孫ってーー!?

なんかもう、ほんと【因果応報】ってこのことだわ。

母を37歳でおばあちゃんにさせちゃったから

私も37歳でおばあちゃんに・・・。

いやー、ほんとすいません。

「親になって初めて親の気持ちがわかる」ってよく聞くけど

私の場合

祖母になろうとして初めて親の気持ちがわかりました。(遅)


そんなこんなで複雑だけど嬉しい孫が2016年の冬に産まれまして!

すっ飛んで行きました。

タイミングよく子3も冬休みだったんもんで

2人で600マイルほど離れた孫に会いに行きました!

子3に至っては6歳でおばさんです。

子3「ママはおばあちゃんだけど、アタシはまだ子どもだからおばさんじゃないでしょっ!!ぷんぷん。」

なんでか知らんけど「ママがおばあちゃん」は理解できるのに

「自分がおばさん」は理解できないようで。謎!



そして出会った孫のかわいさたるやっ!!


「やばあい!!この可愛い生き物は一体!?」



世の中のママさん達。

両親・・・ってか

とくに義母さんの孫フィーバーうぜーーーっ!!!

ってほんと思うよね?


「金は出しても口出すな」と。


でもね、少しだけ、ほんの少しでいい

優しく見守ってくれないかな?



だって孫ってすんげーかわいいの。ガチで。

目に入れても痛くないって、あれ本当かも。入れないけど。




さいごに。

【因果応報の解説】 本来は、よい行いをしてきた者にはよい報いが、悪い行いをしてきた者には悪い報いがあるという意味だったが、現在では多く悪い行いをすれば悪い報いを受けるという意味で使われている。 仏教の考え方で、原因に応じた結果が報いるということ。

故事ことわざ辞典より



これからも忘れずに孫フィーバーしたいと思う☆




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