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17/2/10

介護嫁のぼっけえ毎日 容赦ない告知

Image by Olia Gozha


1ヶ月前にノロウィルスにやられた熊さん。私が連れて行った病院は、熊さんのかかりつけではない救急対応の病院でした。その時に、血液検査をしたんですが、かなりの貧血があるとわかったので、私が何気なく

なつこ「今度かかりつけの病院に行く時には血液検査の結果持って行って、先生に見てもらいーよー」

熊さんは私の言うことを聞いて、ちゃんと先生に提出しました。そして全身的に詳しく診てみましょうということになり、検査各種を行いました。


そして!


胃カメラ検査をした際に、とんでもない腫瘍が発見されたのです。


家族同伴で結果を聞きに来るように言われ、私は仕事を休んで同伴しました。


胃カメラの画像は生々しく、タコの足のような突起物から何本もの血液の筋が・・

ドクター「食道にあるんですが、あまりよろしくない腫瘍だったんですなぁ。大きい病院に紹介状書くんで、今後のことは専門医に相談してください。」

私はすぐに・・そういうことか・・と察しましたが、熊さんは理解できず

熊さん「入院せぇ言われたら断るけぇのぅ!薬が増える言うんなら、まあそれぐれぇじゃったらええわ」

こんな様子でした。


翌日、紹介状を持って総合病院の消化器内科を受診。検査、検査で半日つぶれ、やはり内科医の所見は「食道癌」。。今後の治療の方法は、抗がん剤治療・放射線治療・手術。ただし、75歳以上は抗がん剤適応にならず、放射線治療は副作用が強く、高齢者には効果が薄いと・・・


よって

治療する、しない=手術する、しない

なつこ「高齢者の手術は相当なリスクがあるんですよね。しなかった場合どういう経過をたどるんですか?」

「食道が塞がれて物が食べられなくか、大量に吐血して搬送されて・・という感じですね。このままいくと1年先はわかりません」

本人を目の前に、はっきりと!

鈍感な熊さんも、これには衝撃を受けたようで、みるみる顔が青ざめ、菜っ葉に塩をふったように体がシナシナに小さくなっていきました。

マジか・・・私の新たな心労スタートです。



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