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17/2/8

運命なの ?

Image by Olia Gozha

運命

人間は、

そりゃあ一回は、死んでしまうのは、

誰しも知ってるけど、

若い人には、未だ、わからないのかもしれない…

Facebookで、

一番初めに、フレンド申請をくれた23歳の南インド ケララ州のLaisu...

3年以上、気が合って、

毎日、メール、電話、skype。

時間さえあれば、

していた。

私は、ずっと想っていた…

歳とか、関係なく、心は、動くし、感動するし、心に触れる。

私は54歳だった。

彼は気にしないで、

何でも話した。

喧嘩もした。

けど、愛する事の出来るひとは、ひとは、すぐに許すという気持ちになるから、

ずっとずっと想っていた。

ある日、哀しそうに彼はskypeをして来た。

初めは何にも言わずに、

目に水溜めて、、

じーっ と、私を見つめていた…

インドでは、昔のダウリーが、南では、なくなって来たとはいえ、

やはり、

お嫁さんは親が決めるのだった。

確かに、歳は、離れすぎていた。

でも、海を遥か超えて、彼の心は、私の心のなかにあった。

私の心も、彼の心にあった。

昨年終わりに、

なんか体調が悪いんだ、て、いってたから、少し

心配をした。

まだ、若いから、インフルエンザかな?とか。

昨日、真夜中に、電話が一回鳴った。

掛け直すと、

メールが、来た。

電話で話す力もないよ…

僕は2ヶ月働いていない。

だるくて、動けないんだ。

君に、言おうか、すごく迷った。

言ったら、君は明日、僕のところに来るだろう?

32度、、君は暑いのがきらいだから、ペンギン、て、呼んでたよね。

家族や友人が、

哀しそうに僕を見る。

そんな、哀しい顔をしないで!

苦しいんだ。

身体より、心が、、、

僕を大切に想ってくれて来た人達の哀しい眼をみれないんだ、、

本当は、黙って、

死んでいくつもりだったけど、

僕は君に、電話をしてしまった、、、

君は直ぐに掛け直してくれたけど、

もう、話せなかったよ…

声をだす力もないんだ…

言葉で、大好きだった。愛している、て、言いたいょ…

こんな突然に、ビルビリンとかに肝臓をやられてしまうなんて…

全く考えてなかった。

命なんか、若いから、ずっと死なんか、来るの、忘れていたんだ…

誕生日にも、僕は横たわるだけになっていた…

幸せに暮らしている君は、

こんな知らせをしてよいか、

本当に、悩んだよ。

でも、来年、結婚とか言われないうちに、ケララにおいで、て…

来年は、もう、僕には来ないよ。

いつ、死んでしまうか、

残された僕を大切にしてくれた人達の時間を長く哀しく、したくない。

1人で、死にたい。

逢える時に、逢えば良かった…

君の言う通りだった。

明日は何があるか、わからない、よい事、悪い事、、

だから、瞬間、瞬間を

楽しんで、一生懸命、活きようね、生きるんではなくて、活き活きと、て…

ごめん、僕は、約束が守れない。

君に聞かれても、住所も書かない。

本当に、

生きている間に、

たくさん、君と時間を過ごしたかった。

海を遥か超えて、

君が僕を想ってくれて、

返事のメールさえ2ヶ月以上出来なかったのに、

君は、毎日、メール、くれたね。

たわいのない日常から、

今日あった嫌な事や、

嬉しかった事、、

たくさん

書いてくれたんだね…

一方通行メールにしてしまった、、ごめん…

明日死んでしまっても、

僕の心に、ずっとずっと居てくれるのは君だけだよ。

1秒でいいから、

逢いたかった。

1秒でいいから、

抱き締めたかった。

本当に、僕を心友、恋人、

妻になりたいと、

三年半想って来た。

此れからもだょ…

巡り愛、

次は同じ歳に、

同じ国に、

生まれて、

幸せな生活を君としたい。

許嫁なんか、無い、国に…

哀しみの海に沈むロペス雅子より。

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