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17/1/21

2017年が始まった。

Image by Olia Gozha

新しい年を暖かい沖縄で迎えた。戦没者の慰霊碑、ひめゆりの塔など、あちこち忙しく訪ねてみた。戦争の犠牲となった方々の限りなく悲しい時間をしっかり胸に刻み、心から黙とうを捧げた。うつむいてしまうと涙がこみ上げてくる。しっかりと前を向いて、二度とこのような悲劇が起こらないように声を上げていこうと思った。

 

さて、この数日は米国の大統領交代のニュースでもちきりである。オバマ前大統領の“Yes, We can”この言葉を残して去りゆく後ろ姿に一抹の不安と寂しさを感じる。一体これからの米国はどのように変わっていくのだろうか。トランプ新大統領の掲げる“アメリカ第一主義”とは、なすべきことが山積みではなかろうか。アメリカに居る友人も先が見えないと言う。しかし、トランプ氏を支持した民衆が確実に居るということは何を意味しているのだろうか。沈みゆく大国ではなく変わりゆく大国となるのだろうか。早くも動き始めたトランプ政権を見逃せない。

 

さて、話は変わって、我が家の庭先の梅の花が満開である。朝窓を開けると、何とも甘い梅の花の香りが漂ってくる。数日前は雪も降っていたが、このところ日中は暖かい。野菜畑は霜が降りるといけないので、ご近所さんに聞いてみたら、薄いビニールシートとか、ネットをかけて、藁があれば藁を敷き詰めて、霜や風よけをやると良いと言われさっそくやってみた。春先には実をつけるだろう、ソラマメやらインゲンを植えている。育ってくれるかな。楽しみである。

 

この地で二度目の冬が過ぎようとしている。

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Image by Jukka Aalho

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