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17/1/9

ニートで恋愛依存症だった自分がゲームで出逢った人を好きになり経営者になった話し7

Image by Olia Gozha

私は名古屋に来ただけで人生をかけたつもりでいた。

ただ彼に嫌われないように辛くても笑って我慢して頑張ってる気になっていただけだった。

人生かけるってどうすればいいんだろう?

今更ばかな悩みだ…。

本気で自分を変えたいと思った。

まずは恋愛依存を何とかしよう。

自分の為に自分に自信を持って、自分の好きな事をして生きる!

自問自答した。

Q自分が1番ワクワクすることは?

A恋愛…

Q自分に自信がある事は?

A一途な所…

Q自分の好きな所は?

A尽くすところ…

ふー終わってる……。

だめだ、とにかく自立から始めよう!

貯金なんかあるからだらけるんだ!

明日のご飯にも困れば恋愛とか言ってられないはず!

私はすずめ涙ほどの貯金を使い果たした。

これには本気で困った。

マジで働かなきゃ生きて行けない。

ハローワークと睨めっこが始まった。

しかしホステス位しかしたことのない私にとって自立できるほどの仕事などあるわけもなかったのは言うまでもない。

そんな時、リラクゼーションのマッサージ教えます!の広告に目が止まった。

練習の間は給料はないが完全歩合制で、家からも徒歩5分の場所にあった。

彼が肩こりなのを思い出した。

また恋愛と結びつけてしまったが目標がないよりマシな気がした。

昼は飲食店、夜はリラクゼーション店でマッサージの勉強をする事に決めた。

しかし、この生活は思ったよりハードだった。

朝9時から夜の11時までだ。

身体も特に指も痛くてゲームどころではなくなった。

彼の事を考える暇も余りなくなっていた。

毎日していたゲームが週に2回になり、そのうちコントローラーさえもてなくなった。

彼とは月に2回ほど一緒にご飯を食べる位しか連絡を取らなくなっていた。

それでも、いつか認められたいし、変わりたい!肩を揉んであげたい!(この辺は成長してない)

練習を始めて2ヶ月が立とうとしていた。

一緒に入った同期達は次々とデビューをしはじめたのに、私は体力のなさや力のなさでデビューさせてもらえず苛立っていた。

「いい加減デビューさせて下さい!」

私はオーナーに声を荒だてた。


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