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16/12/20

産後うつ~双極性障害ママの奮闘記

Image by Olia Gozha

*プロローグ*

泣き声が響き渡っている。その声を聞くたびに怖くなり、体が硬直していく、こわいこわいこわい。

もうやめて!廊下で泣き叫ぶ子どもをおいて、私は自室のベットで声が聞こえないように布団をかぶっていた。

(専門家ではないので、お薬のことや治療のことは質問などはご了承ください)


*第1章*妊娠発覚

トイレでびっくりした。何気なく気持ちが悪いから検査薬で調べたら陽性。夫に電話したら歓喜の声。帰ってきてからは号泣しながら喜んでくれました。

いましたまでもとても私を大事にしてくれて本当に大好きな夫でした。

私もうれしくて、涙が出た。

私も喜ぶ夫をみて、そして妊娠したことに喜んでいましたが、もうすでに不安に襲われていたのだ。

私が本当に育てらけるのかと。。


私は20歳の頃から自律神経失調症やら、うつ病などで治療を受けてきた。自分すら保てないのに本当に出来るのかという不安が、喜びとともに心の中に少しずつ湧き上がっていくようになる。


*第2章*妊娠中

薬は漢方薬に、本当に辛い時にデパスを飲んでいた。

妊娠中はみんなが私を心配してくれる、他の人も気にかけてくれる。それだけで私の中で、人から私は嫌われやすい人間だけどみんなが優しくしてくれると思い、私の中の寂しいインナーチャイルドが落ち着いて少し静かにしてくれるときもあった。

しかしこれは期限付きそう思うだけで、心が闇に支配されていく、インナーチャイルドも暴れ出しお風呂でなきじゃくって日々もあった。

 

そんな日々を送るなか一人で産後やっていけるのか。昼間私一人だけでは大変と意見になり、住む場所をどうするかとの話が出てきました。都心で働いていて、主人の実家が都心内ということとでと、経済的にアパートを借りるなら極小でも戸建という話もでてきました。

トントンと話がでてきてしが始まりました。どれも遠くてどうしようというところで、義母が見つけてきた中古戸建てが立地的に駅が近く、そこに決まりました。 義父も宅地管理に取り引きも明るい人だったのでどんどんと私たちの家族が出る幕もなく、夫と義父の共同名義で決定しました。私はつわりで、もうろうとしている中、やっぱりやめようと不安で夫に伝えても、いいとこらなんだから、後何部屋しかないんだよと言ってきたので、とにかくお腹の張りもひどくなり、早くこの話が終わって欲しい一心で、この戸建購入に決定されました。

ここの戸建がのちに首を締めることになることも知らずに。






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