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16/12/12

広瀬香美

Image by Olia Gozha

最近、amokに言った時の話。

秋の収穫祭の影響で休みは不定期。作物の越冬準備で手首はやられて、サポーターしながらの作業。


そんな中でamokに行く理由はキーボードの練習。課題曲はradioheadのNO surprises。

amokで自前のキーボードを友達に弾いてもらい、それを撮影して、練習。それが一番のテキスト。

やっとイントロの頭を弾けるようになったから、その続きが弾きたい。そのために三週連続で通っている。


日付も変わりまばらになった、お客さんの中、悪いと思いつつ、店のピアノで練習。キーボードと違いピアノを弾くのはテンション上がる。


すると、カウンターにいる女子がこっちを見てる。恥ずかしさと、うまく弾けない申し訳なさから『練習し始めたばかりなのですいません』と話しかける。これをきっかけに少しお話し。


たまたまの機材トラブルで、店のスピーカーから音がでない。ので、iPhoneで久々のDJ志村。

すると、女子のうちの1人が、レスポンス高い。

かける音を知てったりするので、テンション上がるDJ。そのうち彼女からリクエストが。


『モールルの悲しみは地下鉄で聴きたい』

即、かけると『この曲弾けたらグッとくる』だってばよ。返す刀で『この曲弾けるようになったら、LINE教えて下さい。時間かかるけど』


すると店内、大爆笑w

彼女を含め、周りから『LINEなんてすぐに聞けばいいじゃん』と。


あーね。と、我に帰る。そうよね正解は『モールル弾けるようになったら動画送って、みてもらいたいから、LINE教えて下さい』これが正解よね。


正解だけど、果たしてそれでロマンスの神様は降りてくるの?


そこはモールル弾けるようになってから、連絡先をゲットする事こそに意味があるのでは?


うん、全部分かってるよ、女神には前髪しかなく、乗りたい風に乗り遅れる奴が間抜けって事も。


ただどっちがロマンスかって話。

俺はロマンスの神様信じてるから。


さ、モールル練習しよ。radioheadとの割合は8:3で。

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Image by Jukka Aalho

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