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カンボジアの恋

Image by Olia Gozha

フィリピン、タイ、ラオスを経て、旅にも慣れた頃。アンコールワットを目指した。


ラオスから20時間以上バスに揺られ到着。

夜着は避けたい。移動手段が限られ始めて着いた街は相場が分からない。なので移動費が高くつき、ボラれた事にも気付きにくい。

旅のガイドブックや、ネットでの情報を手に入れるには、まだ、抵抗があり何が起こるか分からない事を楽しんでいた。


深夜のバスターミナルで、ボッートしてたらトゥクトゥク待ちをしてる女の子に話しかけた。彼女はアンコールワット目の前の、ゲストハウスに向うらしく、相乗りをお願いしてゲストハウスまで乗せてもらった。


何とか今宵の宿も見つかり、朝ごはんを食べようと、宿に着いてる食堂朝食を食べ、散歩でもしようかと思ったら、宿の玄関で顔色か悪く、足を引きずっている女の子とすれ違った。


つい、笑ってしまった。。あー、遺跡巡りで捻挫したんだな。と思った瞬間には口が勝手に話しかけてた。

『足、捻ったの?』

彼女は、怪訝そうな顔で頷く。

『よし、まずはテーピングを探しにいこう』

戸惑いながらも彼女は着いてくる。

人に聞きつつ、近所の薬局でテーピングを購入。しかし、自分は巻き方を知らない。根っからの運動オンチにはテーピングは遠い存在。

なので、周りを見渡たしスポーツ好きそうな顔を探すと、服の上からも分かる、引き締まった体。色黒のイケメンとすれ違う。彼に「あの〜すいませんがスポーツやってました?」

すると彼はサッカーやってましたと。

彼女のテーピングをお願いすると、彼は快く引き受け、テーピングを巻いてくれた。


すかさず遺跡へのツアーに誘う。

カンボジアは、アンコールワット以外にも遺跡が点在している。ただ少し離れている場所にあるので、人数を集めないと行きにくい(移動費が高くなるため)


団体行動が苦手だけど、ラオスて会ったカオルさんに「俺も。ひとを




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