top of page

16/12/20

介護を現実のものとして考えていく【その七・要介護】

Image by Olia Gozha


行動能力が著しく低下しており、日常生活のほぼ全てにおいて介助が必要な状態。それが要介護4となる。


要介護5との大きな違いは意思の伝達ができるかどうか。


その点に関しては全く問題ないと言ってよい義父。


要介護4という判断も理解はできるのだが、正直介助がそこまで必要な状態とは思えなかった。


というのも、介護の審査が出るまでにゆっくりながらも自分で洋服の袖に手が通すこともできるようになり、歩行も時には介助なしで可能な状態になっていたからだ。


これは多分に主治医の判断による薬の変更や減薬の効果が表れてきた証拠だ。


元々肝臓がよくないこともあり、人一倍時間をかけることでようやく以前服用していた薬による副作用が抜けていったのだろう。


それに加えてリハビリの効果もあったはずだ。


見た目はそこそこ元気なのに要介護4。


これは考えようによっては不幸中の幸いと言ってよい。


非常に下世話な話ではあるが介護保険の使える範囲が広がれば、今後を考えた時に色々と助かるのだ。


ただ「元気」とは言ってもこのまますんなり家に帰れますよという状況ではない。


ソーシャルワーカーさんから頂いた資料を元に、介護施設の見学を進めていくことに変わりはない。


そんな状況下で一つの動きがあった。



PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

高校進学を言葉がさっぱりわからない国でしてみたら思ってたよりも遥かに波乱万丈な3年間になった話【その0:プロローグ】

2009年末、当時中学3年生。受験シーズンも真っ只中に差し掛かったというとき、私は父の母国であるスペインに旅立つことを決意しました。理由は語...

paperboy&co.創業記 VOL.1: ペパボ創業からバイアウトまで

12年前、22歳の時に福岡の片田舎で、ペパボことpaperboy&co.を立ち上げた。その時は別に会社を大きくしたいとか全く考えてな...

社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話(1)

※諸説、色々あると思いますが、1平社員の目から見たお話として御覧ください。(2014/8/20 宝島社より書籍化されました!ありがとうござい...

【バカヤン】もし元とび職の不良が世界の名門大学に入学したら・・・こうなった。カルフォルニア大学バークレー校、通称UCバークレーでの「ぼくのやったこと」

初めて警察に捕まったのは13歳の時だった。神奈川県川崎市の宮前警察署に連行され、やたら長い調書をとった。「朝起きたところから捕まるまでの過程...

ハイスクール・ドロップアウト・トラベリング 高校さぼって旅にでた。

旅、前日なんでもない日常のなんでもないある日。寝る前、明日の朝に旅立つことを決めた。高校2年生の梅雨の季節。明日、突然いなくなる。親も先生も...

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

bottom of page