top of page

16/12/2

知っているつもりだった

Image by Olia Gozha

行く前から「大学生の自分なんかが入って足でまといになったりしないだろうか?」と少し不安だったのですが、参加者のみなさんにあってホッとしました。ほとんどが私と同年代、半分は女性でした。

活動をする現地に行って言葉をなくしました。所々家は残っているのですがなかがグチャグチャで、他に何も残っておらず、映像でこのような風景を見て、知っているつもりだったのですが・・・もう胸が押しつぶされる思いで、涙も出てきてしばらく止まりませんでした。バスの中もそれまでは和やかな雰囲気だったのですが皆、何も言えなくなってただ窓の外を見ているだけでした。


その日、私たちがさせていただいたのは「側溝清掃」。まず瓦礫を撤去して「側溝の蓋」を土の中から見つける、というところから仕事を始め、午前中いっぱいで「側溝の蓋」を発掘。お弁当を食べて、午後から側溝の蓋を取り外し中の泥の掻き出し作業。泥は車のものでしょうか?油の匂いがして真っ黒でした。

久しぶりに全身を使って作業をして、疲れているはずなのですが「疲れた」という感情ではなくて「もう終わりなのか」と心残りが・・。帰りに役場の皆さんが握ってくれたおにぎりを頂いた時は本当に嬉しくて、温かい気持ちになりました。

私たちがやれたことはほんの少しでしたが、地元の方々の力に少しでもなれたら嬉しいです。

知っているつもりだった被災地の現実と地元の方々の暖かさを知った一日でした。

一日ではとても足りない!またこの休み中にボランティアに伺う予定です。

←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page