top of page

16/12/20

【おしゃべりな胎児 番外編 ~そんなことより~】子宮と胎児が教えてくれたちょっぴり不思議でおもしろい妊娠と出産のおはなし

Image by Olia Gozha


◆番外編◆ ~そんなことより~




胎児の時のペルたんとの私のおしゃべりは"破水スイッチ"の時が最後となりました。




分娩中は対話するというよりも

陣痛に痛がりながらも不思議とペルたんの動きや様子を感じられるような気がしていました。


「今は様子見てる感じだな~」とか

「あっ今は進もうとトライしてる!」とか。



でもいつものようなペルたんとのおしゃべりという形ではなかったので

お産中・お産を終えてどんな気持ちなのか少し気になっていたのです。



「(胎盤が早く剥がれて、苦しくなかったかなぁ。。)」




そんな心配をしている中、意外な形でお産前後のペルたんの気持ちを知ることになったのでした。






助産院での入院中、たまたま当直だった助産師さんの一人に

”感じる”タイプの方がいらっしゃったのです。



ペルたんと彼女が初対面した時にこっそりペルたんとお話してくださっていたらしいのです。

(私横にいたのに知らなかった!)

後からその方を通じてペルたんの気持ちを伝えていただきました。




いわば「赤ちゃんとのおしゃべり」です。

 


その方はお産には立ち会っておらず

私とも初対面だったため、最初は半信半疑ながらお話を聞いていました。





産道を通る時、先に胎盤が剥がれてしまい、酸素が少なく苦しい状態だったペルたん。


さぞしんどかっただろうな~と思いつつ

私の身体がちょっと落ち着いた頃にペルたんの横で夫と2人でお産のことを振り返っていました。



「いろいろあったけれど良いお産だったね。ペルたんも頑張って産まれてきてくれて良かったね!」

「本当だね。すごく良い体験になったね。」



ペルたんがいる横でそんな話をしていました。


そしてその助産師さんから伝えてもらった生後2日のペルたんからのメッセージはこうでした。



ペルたん(生後2日)「お産の時に苦しかったことはもう忘れたよ。そんなことより。そんなことより、パパとママが『良かった』って言ってくれたから。それだけでボクは良いんだ。」



ダーーーーーーーーッッッ(号泣)



もうその場でウルウル涙が溢れてきてしまいました。





パパとママが話しているのをちゃんと聞いてくれてたんだね



ちゃんと理解してくれているんだね



ありがとう。ペルたん。






そして私たちのことも、ペルたんの性格も知るはずのない

この助産師さんの言葉を確信付けたのがこの後



助産師さん「あの、カメラでビデオ撮影かなにかされてました?」

「あぁ確かに、夫がカメラ好きでバッチリ録画していましたけど・・・なんで知ってるんですか?」

助産師さん「いえね、赤ちゃんから一番最初に感じた言葉が・・・」

ペルたん(生後2日)「ビデオの時間が・・・!ビデオの時間が・・・!!!」

助産師さん「って感じで、よく分からないけどビデオの時間が気になっていたみたいですよ?」



もしかしたら・・・

お産の最中ビデオカメラを設置して長回ししてたからか


お腹の中から出てくるのにビデオのバッテリーの時間を気にしていたんじゃないかというお話



「それはまぎれもなく、出たがりペルたんですね(笑)」






ペルたんの気遣いのおかげでバッチリですm(_ _)m




——

今回のエピソードはわたし自身が感じたペルたんの言葉じゃないので

特別に番外編として掲載させていただきました。


時々、こんな風に胎児や赤ちゃんのメッセージを通訳してくださる方がいらっしゃいます。

そんなお仕事もあるようです。


わたしもご縁あって妊娠中も、産後も、何名かそんな方々にお会いして

ペルたんからのメッセージを間接的に伝えてもらったことがありますが

ピンと来るものも来ないものも様々。


その人が本物とか偽物とかじゃなくって、きっとアクセスしている角度が違うだけなんじゃないかな〜なんて思ったりもします。

でもこんな風に自分が感じていることとの一致があったりするとニンマリしちゃいますね^^



何よりも誰よりも、赤ちゃんと一番つながっているのはママです。

まずは、いま感じる我が子の声を聞いてみませんか?

——

※一番下の【読んで良かった!】ボタンまで押していただけると、ペルたんとともに小躍りして喜びます♡

【詳しく聞きたい!】ボタンを押すと続きがアップされた時にお知らせが届きます♪♪


◆このお話は、私の妊娠中の時感じていたお腹の中の胎児「ペルたん」とのやり取りを綴っています。

よろしければプロローグからお読みくださいませ◆

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page