副題;子どもを【物で釣ったり脅したりする】のを止めてみた。
私が子どもにやる気を出させるためによく口にしていた言葉があります。
優しい時
お勉強が終わったらお菓子食べようね〜。
( ^_^ )
または
厳しい時
お菓子は勉強が終わってからよ。(`^´)
お菓子やゲームをエサにして、子どもにやる気を出させるのは、
子どもが小さいうちは上手くいっていました。
ですが、小学校に入ってしばらくすると、
効き目がなくなってきました。(^_^;)
大好きなお菓子をもらっても、
大好きなおもちゃを提示しても、
「やりたくない!! ٩(`^´)۶」
滅多にあげない飴で釣っても、
「やりたくないものはやりたくない!!٩(`^´)۶」
そうです。
子どもたちは、
何が重要か、ちゃんとわかっているんです。
やりたくないと思っていることに取り組むのは
あとで飴がもらえるとしても、
今苦痛であることには変わりありません。
飴玉ではその苦痛は緩和されないんです。
私たち親は、それにちゃんと気づかないといけません。
親の目的が「勉強」をやってもらうことだとして、
でも子どもにとってはそれが苦痛。
この場合、どうすればいいのでしょうか?
宿題をやらなかった場合をいろいろ想像させて、怖がらせてみますか?
・お父さんに怒られる姿。
・おまわりさんに連れて行かれる姿。
・赤鬼におへそを取られる姿。
・学校で怒られる姿。
・宿題をやっていないのは友だちの中でもただ一人。
・廊下に立たされる姿。
・成績が落ちていく姿。
・いい学校に行けない姿。
・就職に困る姿。
・お金が稼げない姿。
それとも、
「お小遣いを減らすわよ 。」
「夕食は無しでいいのね。」
と言ってみますか?
「言うことを聞かないなんて、
あなたはそんな悪い子なの? 」
と責めてみますか?
これらの言葉は、自分の口から出してみるとわかりますが、
あまり気持ちのいいものではありません。(^_^;)
できれば言いたくないですよね。
しかも、
効果はほとんどありません。
下手したらプチトラウマになりかねません。(^_^;)
では、どうすれば子どものモチベーションが上がるのでしょうか?
簡単には思いつかないかもしれませんね。
私がそうでした。(^_^;)
私は自分と立場を置き換えてみました。
「やりたくないことが目の前にある。(^_^;) 」
「しかも今日やらないといけない。(^_^;) 」
「どうしよう、、、(^_^;) 」
私の場合、
苦痛と思いながら何かに取り組むのは
絶対に避けたい!!
だったら、
子どもからも
「苦痛」という思いを
消してやればいいんだ ( ゚д゚)!
そこで私はいろいろ頭を捻りました。
「「勉強が終わったらどう褒めようかな?」((o(´∀`)o))ワクワク」
なので勉強が終わったら言うであろう事を想像しました。
・あら、もう終わったの?
・すごいね~。
・もっと長くかかると思っていたけど、さすがだね~。
・これで思いっきり遊べるね〜。
・気になることが終わったからスッキリするね〜。
etc...
想像しているだけで顔が緩みます。(ノ´∀`*)
(モノで釣る時は厳しい顔。(`ェ´))
なので、子供にも自分の顔が緩むことを言うようにしました。
「今やり始めたらあとで遊ぶ時間がたっぷりあるね!」
「気になる宿題が終わったらすっきりするよね。」
「これが終わったら、遊びに集中できるね。(^_^)」
「先生に怒られる心配もなくなるね。(^_^)」
「先生に言い訳も考えなくていいから、学校に行くのも楽しいよね。(⌒▽⌒)」
「宿題ちゃんとやったら友達にもすごいって言われるかもね。(^_-)-☆」
「宿題やってきた人?と学校で聞かれて自信たっぷりに手を挙げるのって嬉しくない?」
「むずかしい問題があっても、がんばってそれがわかった時ってどんな気持ち?」
「バンザーイって叫びたくなるよね!それを味わいたくない?」
いかがでしょう。
私はこれを言っている自分の姿を想像するだけで楽しくなります。
気持ちがいいです。
書きながらワクワクしております。(^O^)
親である私が心底ワクワクしていたら、
その波動は子どもに伝わり、
子どもも、
今勉強することがワクワクすると
信じてみてもいいのではないでしょうか。
【まとめ】
嫌だと思っている何かに、嫌々取り組ませるのではなく、
嫌だと思っている何かに、楽しく取り組んでいる姿を想像させることで、
モチベーションは格段に上がると思います。
そう信じてやってみるのも一案だと思います。
わが家はこれでかなり効果がありました。
私の経験がどなたかのお役に立てば幸いです。
お読みいただきありがとうございます。