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16/11/7

結婚10年目ダンナが家出しましたが、11年目ラブラブです~⑩

Image by Olia Gozha


家を出た旦那さんはどこへ行ったか?!というと・・

実家へ行ったんだよね。

これには訳があり・・・

次の日が給料日!お金がなかったのです。

きっとお金があったら、パチンコに行っていただろうし、どこか違う場所へ行っていたと思います。義母には、こういう自暴自棄な一面は本当は見せられないからね。

ある意味、不幸中の幸いなのかも・・。

一生懸命、電話したけど出ないし

義母の家も出ない。

義兄に電話をしました。

で、最終的には義母宅にいることが判明。


家出の理由は・・・パワーストーンを私が辞めないから。

表向きはそうです。

でも、心の中はそれだけじゃなかったはず。

10年間という結婚生活は、旦那さんにとっては苦しかったと思う。
好きとか嫌いとかではなく・・

よく分からないフラストレーションが10年間溜まっている状態。

それがパワーストーンというものがやってきたときに溢れ出た。

私たち夫婦の形を考えていく、そういう時期だったのだと思います。

 

あとね・・

私、この次の日・・6時には出ないといけない出勤の日でした。

義兄と電話した時、私は

「明日の勤務が・・」

と言うことばかり言っていたらしいです。(私もパニックになって記憶なし)

義兄は、旦那さんに

「お前の嫁は、次の日の仕事ことしか考えていない。

お前の心配なんてしていない。」

と言ったそう。

(この発言もどうなのよ~と思うけどね)

私は仕事で穴をあけることはできない状態だったのは確か。

鍵を開けないといけない人だったから・・・。

(私か行かなければ100人近くの人に迷惑がかかります)

旦那さんのことを忘れたわけじゃないけど、それとこれとは違うんだよね。

そういうところが男子は分かっていないと、今、振り返ると思います。

現実で生きている女と夢物語な男の差なのかなぁ~(笑)

私はこの時、パワーストーンはやめない方向でいました。

せっかく出会ったんだし。どうにか続けたいと思っていました。

でもさ~、振り返ると

親が病気でも講座に来ないとダメと言うような圧力は・・やっぱりおかしいよね。

「あなたが決めるのよ」

とは言われるけど、来なかったら知らないわよって感じに受け取れるのは、

やっぱり・・おかしいと思うんだよね~。

 

旦那さんは

「帰らない。」

との一点張りだったようです。義兄がなだめてみたけど、難しかったようです。

旦那さんは、義兄に怒鳴ったみたいだし・・

義母は・・

「子ども達のために、あなたが(パワーストーンを)辞めればいい。」

と言ってきました。


私ね、子どものために夫婦を続けるという気はないのです。

多分、旦那さんも一緒。

だって子どもだけで繋がっているのは、子どもに失礼だから。

だから、旦那さんは家出したんです。

そういう気があれば、家庭内別居という方向で動いたはずです。

 

次の日の子ども達の朝の送りをご近所さんに頼み、その日はとりあえず寝ることにしました。

(寝られるわけはないけどね)

 

昼間、義母に電話したら

「家に居場所がなかった。

お義母さんのところがあってよかった。

なかったら自殺していたかも。」

と言ったそうです。

旦那さんは自殺する勇気はないと思うなぁ~。

ただ、そこまで私は追い詰めていたのか・・と思ったのは事実。

でもその時は手放したくなかったんだよね~、パワーストーンは。

 

そして次の日・・まさかの事件が起こります。

息子を耳鼻科に連れて行こうと思って、自転車を走らせていたら・・

前からこの時間は絶対いないはずの旦那さんが自転車を漕いできたのです。

遠くの豆粒状態から、私、分かりました(笑)

 

私たち、何だかんだと縁があるんですよ。

普通会いませんよね。

 

認めざるを得ない縁・・・(笑)

これには、私も参りました。

神様っているんだな・・と思いました。

安否確認を実際にさせてくれたんですから・・。

 

その日は給料日、家にお金を持ってこないとね、

我が家はローンが支払えません。

しかし、待っても持ってこなかった。

いくら待っても来なかった。

持ってくる度胸があったら・・家出なんてしませんよね。

 

いろいろ思ったんだけどね

私、義母の家に子ども達を連れて迎えに行くことにしました。

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