top of page

16/11/4

「痛々しいラブ」

Image by Olia Gozha

※注(下ネタが含まれます)師走の話。前のね。


「あらかじめ決められた恋人たちへ」

泣けて、踊れるバンド。それが新代田feverでlive。

いつも通り、一人で参戦。やっぱ泣けたし踊れた。


中でも大好きな「翌日」20分に届く名曲、でもやらなかった。

あ〜そっか聞けないか。と思ってたら女子二人組がガラ悪く「もっと演れー」とアンコールをせびってる。


それをトニックとソーダを半々にしたジンを飲みながら、見守ってたら、閃いた。「そうだこの娘達に翌日を演るようにお願いしてみよう」話しかけ翌日をリクエストしてもらうも、会場の都合でこれ以上できないらしい。最近のライブって時間どうりに終わる感じがしてヤダ(閑話休題)


ライブハウスをでる。feverはでですぐに交差点。

信号待ちをしていると、さっきの女子達に話掛けられた。

「ちょっと一緒に飲まない?」


ま、まじかスタンドも月まで吹っ飛ぶ衝撃。

30過ぎてからライブハウスに通い、早7年。初めて誘われた、しかも女子に。三人で下北まで移動して飲んで、line交換。


二人は来週にGEZANを代官山UNitに観に行くらしい。

知らないバンドだげど「あら恋」好きな人ってどんな音、聴くか興味あるから、unit行った。すると前の方に二人を発見。

近ずくと、好みの方の女子が気づいた。

笑顔で飲んでいたドリンクを押し付け、最前に飛び込んでいく。

笑顔で人ごみに割り込んでいく彼女。


そう、恋に落ちた。


その後、ご飯を三人で食べていると「年末に桜木町で忘年会あるから来なよ、みんな音楽好きだよ」との誘い。ノータイムで参加を決める。


忘年会では二人とも、全く相手をしてくれない。はい、でたこのパーターン知ってるよこの感じ。どういうつもりで誘ったのかつもりを知りたいわ。でも、その場の空気を壊す気にもなれず。初対面の人に話かけカラオケも参加「今夜はブギーバック」を入れるもマイクを奪われる。


あ〜あ。この感じね。聞いたことないけど、俺にはよくあるシチュエーション。何も始まってないキッズリターン状態。


と思ったら5月に彼女から連絡が(好みの方ね)

東南アジア歴訪の旅、成田発。え?我が家、成田まで30分だよ。泊まりにくれば、成田まで送ってくし(スカした感じ)って行ったら家くるってばよ。


ま。マジック?ど、どうしよう、ねえ、ボク、どうすればいい?ってamokで相談したら「とりあえずおっぱいを触るのは礼儀でしょ」ってな結論。いやね、触りたいだけではないのよ。もちろん相手の嫌がることはしないよ。只ね、男の家まできて手をだされないのも、女子にとって礼を失するよね。仮に断れるにしても、

「この前さ〜。変な奴に手、出されそうになって、ちょーキモかった」って彼女にエピソードをプレゼントするのが、男子の嗜みと結論。


で、もてなさなければ「我に準備有り」これ重要。強い酒から甘い酒まで用意して、掃除はつまようじが飛び出すほど。部屋も車内もファブリーズで池ができるほどまきました。照明も暗くおしゃれな電球をAmazonさんにお願いしましたよ。



で、当日。採りたて野菜もカルボナーラも準備済。

お酒もすすみ、会話も弾む。で、そこで「私、オージーの彼氏がいてさ、彼とアジア回るのよね」


うん?でもまあOK!彼女は続ける「それでさ〜やっぱ人種の違いってあるよね、彼のは大きくてさ血がでちゃうの」


え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


何、その展開。どうすればいいのさ?なんて返すのが正解?

てか正解あるのか?え?なんで俺にいうの?このタイミングで?


「そっか」


おい。お前、てか俺。なんだその返し。完全キャパオーバー。

頭の中は虹色のクルクルがずーっと回っているじゃん。

こんな恋の終わりってあるの。ないよ。いや今ある。


同じベットで寝るのは無いよね。この状況で。

はい、寝袋だしました。別々に寝ました。

寝る前に彼女が「酔った勢いで手をだしたりしないでよね」


「もう少し君のこと好きじゃなければ手をだしてたよ」


↑なんだ!おいお前。てか俺。その返しは「絵に描いて額縁に入れた」くらい気持ち悪いぞ。THEキショイ。


えーん。春が終わらないよ。青いよ。


←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

高校進学を言葉がさっぱりわからない国でしてみたら思ってたよりも遥かに波乱万丈な3年間になった話【その0:プロローグ】

2009年末、当時中学3年生。受験シーズンも真っ只中に差し掛かったというとき、私は父の母国であるスペインに旅立つことを決意しました。理由は語...

paperboy&co.創業記 VOL.1: ペパボ創業からバイアウトまで

12年前、22歳の時に福岡の片田舎で、ペパボことpaperboy&co.を立ち上げた。その時は別に会社を大きくしたいとか全く考えてな...

社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話(1)

※諸説、色々あると思いますが、1平社員の目から見たお話として御覧ください。(2014/8/20 宝島社より書籍化されました!ありがとうござい...

【バカヤン】もし元とび職の不良が世界の名門大学に入学したら・・・こうなった。カルフォルニア大学バークレー校、通称UCバークレーでの「ぼくのやったこと」

初めて警察に捕まったのは13歳の時だった。神奈川県川崎市の宮前警察署に連行され、やたら長い調書をとった。「朝起きたところから捕まるまでの過程...

ハイスクール・ドロップアウト・トラベリング 高校さぼって旅にでた。

旅、前日なんでもない日常のなんでもないある日。寝る前、明日の朝に旅立つことを決めた。高校2年生の梅雨の季節。明日、突然いなくなる。親も先生も...

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

bottom of page