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16/11/4

ボランティア活動で学んだこと

Image by Olia Gozha

震災で壊されたのは、家屋や田畑だけではありませんでした。それぞれの地域で永く培われてきた、人と人との「つながり」「結」「きずな」「コミュニティ」。田植えや、養殖場への稚貝設置、昆布の収穫といった 「イベント」。事あるごとに、ご近所・親戚・仲間が集まり助け合い、お互い様の精神で営んできました。全てを失い、失意のどん底から、意を決しかつての営みを再開しようと上を向いているその姿。再開しようにも、かつてあった「手」が足りません。

かつてのその"手"は遠く離れた仮設住宅ご親戚宅への移住を余儀なくされ、およそ9割方が復業を断念せざるを得ないそうです。そのような状況下での、復業「再開」が、いかに大変で険しく、幾つもの壁・障害を乗換えねばならなかったのか想像もつきません。

ただ、今不足している「手」をお貸しすることで「再開」がすすむなら、それはぜひお手伝いさせて下さい と。応援しない理由がありません。「業」再開復活の【場】は、そこに集まる人びとの繋がりをもたらし、孤立させてしまうことからも防ぐことになります。それは漁業や農業に限らず、被災集落に残った高齢者にも同じことが言えます。『集会所』があることで、その地域社会における人の和を復活させる手助けとなるのです。漁業支援は、ただ単に「漁業を支援」ではなく、集会所の修復作業は、ただ単に「建築物の修理」では無かったのです。

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