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16/10/31

最も古い記憶

Image by Olia Gozha

私は、ひどく人見知りの子でした。

よく幼稚園に入園すると、朝幼稚園に行きたくないと駄々をこねる子がいますが、普通は1週間もすれば慣れると思います。

しかし私は、4月に入園してから7月夏休みに入るまでずっと泣き続けたそうです。

その様子を見て、母はこの子の将来はどうなるのだろうかと心配したと言っていました。

小学生になってからもその傾向は変わらず、給食に嫌いなものが出るだけで翌日学校に行きたくないと泣いた覚えがあります。

(なぜかその頃の私の嫌いな食べ物は牛肉で、好きなものは魚と野菜でした。)

つまり、極端に内向的だったんですね。

その頃の私の遊びと言えば、軟球を壁に当て返ってきたボールをグローブで捕り、それを延々と繰り返すという至極単純で「一人でできてしまう」ゲームでした。

時々近所のお兄さんとキャッチボールをするものの、それ以外に「友達と」遊ぶということがほとんどないとても人見知りな子供でした。

それを心配した親から、「外で遊んできなさい!」と家からたたき出されたこともあります。

この性格は、習い事を始めることで少しずつ緩和されるようになります。

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