大学での挫折
高校で苦い思い出をした分、いい大学に行きたいと思い、
1年間、浪人して国立大学の教育学部に進みました。
私は地元を離れ、1人暮らしをはじめます。
サークルではよさこいをはじめるなど楽しい日々を過ごしていました。
仲間と一緒に練習したり、語ったり、目標を達成したり
初めて好きな人に告白もしました。
しかし、自宅に帰ると一人で、仲間にも本当の弱さを見せれず、
時々自分が嫌になったり、不安になることがありました。
でもその小さなことを周りに話すことはしませんでした。
大学の健康センターで相談してみると
先生「あ~それは君たちの年代ではよくあることだよ。」
けい「そうなんですか。」
先生「それがひどくなると○○って病気になるけどね。」
けい「え?」
それから自分のことを病気なんじゃないかと意識しすぎることが増えました。
そして、2年生になるころには不安で外出もできないぐらいになりました。
そして休学することにしました。
そのときちょうど大きなお祭りの練習だったので
入っていたよさこいサークルの同じ班で看護科の先輩に出れるかどうか相談することになりました。
でもその人は私が以前告白した人だったのです。
けい「最近こんな感じです。」
先輩「そっか~つらかったね。つらいときはいつでも話してね!」
けい「ありがとうございます。」
先輩は自ら相談役を買って出てくれました。
特にお祭り本番ではろくに歩けなかった私に常についてくれて励ましてくれました。
その後休学中もメールや電話で相談に乗ってくれました。
が、病状は悪化しました。
その先輩が助けてくれるごとに私はその先輩のことをまた好きになりました。
今思えばその人に注目されたくて病状を悪化させたのかもしれません。
そしてその先輩ととあるきっかけで離れることになったのです。
その先輩と電話していたとき、先輩が他の男の人と話している声が聞こえたのです。
その時にその先輩の彼氏だと感じました。
そのとき私にとっての先輩と先輩にとっての私とのギャップにショックで連絡を取ることをやめたのです。