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16/10/28

目に見えない障害

Image by Olia Gozha

目に見えない障害


まずは軽く自己紹介をさせてもらいます


私は現在20歳社会人2年目です


高校卒業と同時に消防士として働き始めました


今回「目に見えない障害」というタイトルをつけさせてもらいました


私自身吃音症という障害に日々悩まされています


吃音症という言葉を初めて聞いた方も多いと思います


吃音症とは?


吃音症とは


普通の方なら「おはようございます」と何なくいうことができますが


吃音症の人は


・おおおおおおはようございます

・おーーーーーーはようございます

・お・・・・・・は・・・・


みたいな感じで症状は様々ですが


非常に言葉が出にくいです


特に私は難発と言って


おはようございますの始めのがなかなか出てきません


おはようございますと言える時と言えない時があります


なにを言っとるんだ‼︎


おはようございますぐらいいえるだろ笑


と思うと思います


でもこれが吃音症です


吃音症は目には見えない障害ということ


身体上に問題はないということ


自分自身の吃音症について話していますが


吃音症意外にも見えない障害を抱えている人はたくさんいます


外見上問題はないので


当人がどんなに悩んでいても


障害のことを理解してもらえないことが多いと思います


障害に日々悩まされ


精神をすり減らし


自殺までしてしまう人もいます


私自身吃音症で死にたいと思ったも何度もあります


症状を自覚したのは小学生の頃からです


小中高は周りの友達に恵まれ


多少つまりながらも楽しく過ごしていました


社会人として働きはじめてから


吃音の状態がとてもひどくなりました


特に苦手なのが電話です


電話を取っても


言葉がでてこず


「‥おおおお・つ・がぁ・れ・・さ」


みたいな感じで電話でうまく話せません


当然上司に怒られます



「まともに話せ」

「もっと落ち着いてはなせ」


自分としては


「まともに話してます、ゆっくり話してもうまく話せません」


と言いたいですが


当然理解してもらえないと思いますし


甘えるなとと言われるのがオチだと思います


自分が打ち明ける勇気がないだけですが


ありがとうございますという言葉も苦手です


ありがとうございますという言葉は自分自身好きなことばですが


あ行苦手なので


すみませんという言葉に置き換えています


吃音のため上司とのコミュニケーションも苦手です


雑談ができません


職場では変な奴だと思われているとおもいます


みんなの前で言葉が出てこなかった時は


本当に顔から火が出るほど恥ずかしく


窓から飛び降りて消えてやろうかとも本気で考えた事もありました笑


簡単な言葉も言えない自分に腹が立ちます


会社にいくたびに


うまくあいさつできるか


電話でうまく話せるか


上司に報連相できるか


仕事よりも吃音を隠す事


吃音の事が気になって


精神がすり減って


帰宅する頃には心がズタズタです


毎日がしんどいです


ただ吃音でよかったこともあります


人の気持ちが痛いほどわかります



自分が優しい人間というわけではありませんが


自分自身がこうゆう障害を持っているので

  

相手が今何を感じて、何を伝えようとしているのか


どうゆう気持ちなのか


よく感じ取れるようになったとおもいます


人の一部だけをみてその人を判断する事はしないようにしています


私は吃音症という障害ですが

人によって


身体上の障害


精神の障害


知的部分での障害


これが苦手


これが怖い


人によって何かしらの障害、不安、問題を抱えていると思います


吃音という一つの目に見えない障害を通じて伝えたい事は


自分の周りにはいろんな人がいて


自分と同じ人間は一人としていないという事です


言動や行動で


ん?と思う事があっても


そのひとのことをこういう人間なんだと決めつけないであげてください


一部だけを見て判断しないようにしてあげてください


自分とは違う人間がいて当たり前というという


簡単な考え方をもつだけで


障害者と健常者の壁がすこしでもなくなり


その人の持っている障害、問題を理解してあげられると思います


そうできると障害を持っている人も


障害を隠す事なく


理解してもらおうとゆう勇気が出せるとおもいます


この文章を通じて


少しでも障害者が住みやすい社会になればうれしいです。






















































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