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16/10/25

ウツで10代のうちに人生を壊され、道路に寝そべり、線路に寝そべり、もう二度と夢を見ないと決意したウツ男が、あることを意識するだけで
「180度変わった」と言われるまで成長したハイジャンプストーリー エピローグ ~ウツが教えてくれたこと~

Image by Olia Gozha


僕がこんなこと平気で言えるようになるなんて

あの頃は到底思えませんでした。





「僕だけは報われない人間なんだ」

「生きるのが辛い」

「体がしんどすぎる・・」




こんなことばかり思っていたせいか、

青春時代の記憶はほとんどなくなりました。






今まで、たくさんお話してきましたが、

何時間もかけて『あの頃』を思い出して、書きました。




あまりにもいろいろなことがありすぎて

あまりにも辛くて、

僕は楽しかった記憶さえ失っています。




あの頃どうやって生きていたのか

はっきり言って謎です。



たぶん記憶から消してしまったのでしょうが、

本当になにをして生きていきたのか

覚えていません。




それでもがんばって思い出して、書きました。






あの頃はどんな良い言葉も綺麗事に聞こえて

邪魔者扱いをしていました。




そんな僕がこんなことを言えるようになるなんて

親もびっくりすると思います。




今回は僕が


『ウツになって良かったこと』


についてお話をしたいと思います。




きっとあなたが今辛い状況、

もしくは身内で苦しんでいる人がいる状況の場合、

僕と同じように

「綺麗事だ」と振り払うでしょう。




僕のことを嫌いになるかもしれません。






それでもこのことを心の片隅に置いておくだけで

あなたはその内良かったなと思う時が必ず来ます。




僕は17歳のときにウツになって

家族や友達など周りの人に

謝っても許されないほどの迷惑をかけました。




中にはウツ気味になってしまった人もいます。



今でも思い出すと本当に申し訳ないことをしたなと思います。




「僕がいなければきっと・・」と今でもそう

思ってしまうときもあります。




それでも

『ウツになって本当に良かった』

と思っています。




もちろんこれはすべて終わった今だから

言えることです。




まさか、あの苦しくて苦しくて仕方がなかった時間に

終わりがあるだなんて思いもしなかったです。




「生きるのが辛い」

「死んだ方がましだ」

と思っていた無限ループから抜け出せることができたなんて

今でも夢みたいです。




今だから分かることですが、

苦しみにはいつか必ず終わりがあるのですね。




それまでが本当に辛いですが、

苦しみには

いつか必ずちゃんと終わりがあります。






では、いったい何が良かったのか。



それを今からお話します。





ウツになる前とウツを経験した後で

大きく違うところが

主に5つあります。




まず一つ目は、


ネガティブに強くなったことです。




前は何かあるとすぐ落ち込んで下を向いて


「自分のせいだ」

「自分さえいなければ」


と、自分を責めていました。




辛いこと、苦しいことを

心臓に「シュ~」と染み込ませていき

心臓が小さくなっていくような感覚でした。






でも、今は例え落ち込んだとしても

下を向くことはなくなりました。




考え方も

「そっか、それがいけなかったんだ。

 じゃあ次からはこうしよう!」

と思えるようになりました。






前は人から言われたことを気にして

涙を流すまでひたすら暗くなっていたのに

今ではそんなことは一切なくなりました。






驚くほど変わりました。




驚くほど強くなったのです。




ウツを経験すると強くなるというのは

本当のことでした。






2つ目は、

明るくなりました。




僕がウツだった頃を知っている人から

「180度性格が変わった」と言われるほど

明るくなりました。




これはおそらく心のどん底を経験していて

あの頃と比べれば全然楽と思えるようになったからだと思います。




僕は分かりました。




人生は明るい方が楽しいということ。


笑って生きた方が幸せだということ。










3つ目は、

自分のことが好きになりました。




これは本当に大きく変わったところです。


前は自分が大嫌いでした。


自分を好きになるということも気持ち悪くてできませんでした。




でも、今では自分のことを大切に思っています。




そして、今の方が断然、

気持ちも体も楽です。




重いものなど抱えていません。




自分自身に感謝をしています。








4つ目は、

お母さんに感謝できるようになったことです。




僕は、




「苦しめたのはお母さんなんだから

 料理、洗濯、掃除をやるのは当たり前で

 お母さんが苦しがるのも寂しく感じるのも当然の報い」



と思っていました。




感謝など微塵も感じていませんでした。


むしろ、お母さんを責めていました。






ただ、今では

必死になって支えてくれたことを心の底から

感謝をしています。




ウツになったことを責めてもいませんし

世界が明日滅ぶとなったら

真っ先にお母さんに感謝を言いに行くと思います。








僕がこう変われたのも

あの頃必死に支えてくれたお母さんや周りのおかげです。




確かにお母さんや周りをたくさん傷付けたと思います。


ただ、いつまでも「申し訳ない」という気持ちを持って生きるよりも

「支えてくれてありがとう」と思った方がお母さんや周りも嬉しい気がします。






5つ目は、

すべてに感謝できるようになりました。





人は生きてるのではなく、実は、

『生かされて』います。



それが心の底から理解できました。



だから、世の中には

当たり前のことなど何一つ存在しなくて、

当たり前のことに感謝できるようになりました。








これが僕がウツになってよかった5つのコトです。






僕にとって


『ウツの自分』はギフトです。




人として大切なことを教えてくれました。


人生を豊かなものにしてくれました。






だから、決して悪いことばかりではありませんでした。




更に、実はウツになる人ほど

とんでもない人に生まれ変わります。



私の知っている成功者の9割が

昔ウツでした。




そう、だから実はとんでもないパワーを秘めているのです。




苦しんでいる最中はとてもそんなこと思えませんが、

いつか花開くときが来るのは確かです。





人は、もともと無限の可能性を秘めています。









これからも僕は感謝を忘れずに生きていきます。


たくさんの人を支えていきたいと思います。




自分の未来が楽しみで仕方ありません。







少しでも僕のストーリーが

誰かの一歩となることを願って

筆をおきます。









ありがとうございました。







~終わり~



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