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16/10/16

就活が学生を殺しているのか?それとも・・・

Image by Olia Gozha

挨拶

田所「初めまして、ご存知の方はお久しぶりです今は都内のIT企業でマーケティング職として働いています 今は趣味で就活関連情報をブログ、Twitterで色々呟いたりしています  そこそこ見てくれる人が増えてきました不思議な事に、色々見てくれる人が増えると色んな人とお会いする機会を頂きました そこで気がついた事などを色々聞いた事などを書いてみました」

現在も18卒向けにぼちぼち呟いています→https://twitter.com/JR8kuzu


飲み会にて、ある某有名企業の人事との会話

田所「Wさんの若い頃就活どうでしたか?」

Wさん(某企業の人事)「おれの頃はバブル真っ盛りの時期だから就活楽だったよ普通に内定者懇談会とかサイパンでやったし」

田所「そうなんすね笑まあ今はITツールやら海外で仕事を外注すれば安いから、正社員なんてあんまりいらないですもんね現に少し前の中国人の平均時給とか100円くらいですもんね」

Wさん(某企業の人事)「まあそうだね現に僕の会社の40代の年収とかも20年前と比べて、100万円ぐらい下がっているからね物価は上がっているのにね実際、新卒の採用の数も大分減っているしね特に一般職にあたる仕事や総務関連は派遣でまかなっているからね」

田所「?じゃあ技術職以外は営業ぐらいしかなくないですか?(勿論、業界にもよりますが)」

Wさん(某企業の人事)「そうだね営業できそうな子が一番取りやすいよまずみんな営業から始めるし営業が一番数が必要になるし優秀な営業マンはセンスが重要になるからね」

田所「・・・・」

 実際、営業ができる学生が取りやすいというのは内定先の人事とも議論になっていたし

業界によってはマーケッターを全然必要としないで、営業マンにテレアポやらで顧客を集める業界などもあったりする。

現に自分がマーケティング職希望の求人を探していた時でも、業界によっては全然求人がなかった覚えがある。


 また、就活が終わってから転職市場を見てみると営業からマーケティングなどにも行きやすい業界などもあったりする。

 こういった情報はどこにも落ちていないし、落とす必要もない。

自分の経験としても、ある就活サイトをを運営していた人から就活業界の話を聞く機会があった。

田所「就活市場って学生からしたらクソですよね自分の足で情報を集めるしかないし、どんな業界を受ければいいのか?とかも手探りで探すしかないし」

Sさん(某就活サイトのディレクター)「まあ学生は就活市場の中では”お客さん”ではないからね」

田所「”お客さん”?」

Sさん(某就活サイトのディレクター)「うん、学生はお金とかくれないからね正直後回しにするしかないんだわナイナイの岡村も言ってたけどお客さんじゃない人はあくまでも”(TVを見るのが)嫌な見るな”とか言ってたけどあれは真理だよ」


 就活市場においての求人サイトにとっての”お客さん”は企業である

これは企業活動としては当然であるし、仮に学生からお金をとしても

それは至極小さいものになるから、企業を”お客さん”にするのは当然である


企業が学生を殺しているのか?それとも・・・

 では学生を殺しているものは企業なのか?

しかし、企業としても採用には非常に苦労している

 

 これは地元の交流会である中小企業の社長と話をしていた時

F社長(茨城県のある企業の社長)「中小企業には学生は来てくれないんだよね そもそも、うちの事知らないし来てくれても来てくれないんだよね 中小企業に行っても、どういうキャリアをえがけるか?がわからないからね」

田所「・・・(まあ確かに、学生からしてもどんな業界があるか?知らないしどういったキャリアプランがあるのか?もわからない)」

F社長(茨城県のある企業の社長)「まあ転職者とかならキャリアプランとかも明確だし、同業界の転職者も多いからうちの会社の事も知っているからそこそこ人は来てくれるんだよね」

  実際、中小企業からしても新卒を採用する事は大変なわけで、学生からしても企業からしても

一番の問題点は、企業と学生との間での情報が不釣り合いである事が問題点ではないか?


 学生を殺しているのは、営業への資質、キャリアプラン、どんな業界があるか?などの情報が不足している事が大きなウェイトを占めているのかもしれない



ぼちぼち18卒向けの就活情報を呟いていますので、興味がある方はどうぞ

https://twitter.com/JR8kuzu



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