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16/10/6

オシャレに目覚める日は、突然に②

Image by Olia Gozha

前記事サイト:オシャレに目覚める日は、突然に①


…やっぱり東京の人気店のプロはすごい。


今までに見たこともない手の動きで、素早く僕の髪をセットしてくれる。

終わって鏡を見た僕は、まるで別人。始めましての大塚和成だった。

元は同じ髪なのに、セット一つでこうも変わるのか?!と開いた口がふさがりません。三代目J Soul Brothersの事務所にいそうな髪型に生まれ変わりました。

終わって別の企業ブースを見ていた友人の元へ行くと、「…え?本当に和成?えっ?本物?」とかなり驚いている様子。驚くだけでなく、なんだか嬉しそうにしています。よかった。自分でもなかなか気に入った。しかし、服装が最強にダサい…。この髪型にこの服は不釣り合いだと思い、隣にあった洋服ブランドのコーナーへ行きます。

レディース服の中に紛れて、一体だけあったメンズ服のマネキン。

「…これだ。」と僕は確信します。

今までハットなんて被ったことがない。靴はスニーカーしか履いたことがない。ヨレヨレのトップスも平気で着る。そんな僕が、おしゃれなイマドキファッションに初挑戦しようとしているのです。ヘアセットしてもらう前の自分だったら、こんな服絶対に着なかったでしょう。でも、いまの僕には少し自信があります。

色々な感情が入り混じる中、いざ試着。

大丈夫だろうか…と少し不安がりながら、試着室から出る僕に駆け寄る友人&店員。そして次の瞬間、「…かっこいい!」「すごくお似合いです!」の声。かっこいいなんて言われたの、いつぶりだ…。やっぱり褒められるのは、嬉しいもんです。

その服を買い取り、いつもとは違う髪型・洋服でその日一日を楽しむことにしました。



ブースをウロウロ歩いていると、ある男の人に話しかけられました。





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