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16/9/29

社会人2年目で詐欺商材を購入

Image by Olia Gozha

アフィリエイター専業で5年以上!

I.T.土方解放サポーターの、

中城 子龍(ナカジョウ シリュウ)です。

何となくで学生生活を過ごし、

何となくでI.T.業界へと就職。

☆1年目から地獄の日々

プログラミングに大嫌いな私。

正直、この業界でやっていく

自信がまったくなかった。

そんな状態で、

出向先として選ばれたのが、

「携帯電話(ド◯モ)のテスター」

プログラマーが開発したものが、

本当にちゃんと動くかどうかを、

テストしていく作業。

これが、とんでもない数で、

エクセルで何百ページ。

何千項目にもビッシリと書かれている。

当時は、合計10名程度で、

分けてテストしていましたが、

それでも追いつかない状態。

(2人くらい常に寝ている奴が居たが)

初日から、

朝9時から夜10時まで、

テスト作業なんて当たり前。

しかも、携帯電話の発売サイクルは、

「6ヶ月に1度」

と開発者をコ◯ス気満々。

テスターの私たちは、

まだマシだった。

しかし、

プログラマー、

システムエンジニア、

ともなると徹夜は当たり前。

だって、

携帯電話の発売サイクルが早すぎて、

掛け持ちしているんですから・・・。

ド◯モから見れば、

私たちは、奴隷としか

思っていなかったことでしょう。

☆ストレスと電磁波でアトピー再発

中学生の頃から、

不摂生と家庭のストレスで、

アトピー性皮膚炎を両腕に発症。

しかし、高校、専門学校では、

いつの間にか治っていたが、

就職してからすぐに再発。

携帯電話を開発する

プロジェクトなので、

電磁波を強制的に発生させる

装置が普通に置かれている状態。

しかも、

「私の席の隣に」

この装置の隣に居ると、

頭が痛くなって、

気分が悪くなることもあるので、

きっとコレも原因だったことでしょう。

この頃から両腕だけでなく、

首、両足、目といった部分にも、

発症してしまい相当辛かったのを

覚えています。

「痒くて仕事に集中できない」

「でも、数が多いからこなさないとダメ」

「夜は痒くて眠れない」

そんな状態が続きます。

(ちなみに、今では、

なぜアトピーが出てしまうのか。

どうすれば抑えることができるのか。

を知っているので大丈夫)

☆2年目になって開発側に

集中はできないんですが、

要領の良さが功を奏して(?)、

2年目から異例の開発者へ抜擢。

プログラミングが大嫌いな私が、

遂に開発者として活動を始めます。

当然、うまいことできるわけがない。

だって、大嫌いなんだもの。

しかも、周りは徹夜が当たり前。

新人の私が、

頑張っている先輩方を置いて、

「おさきっす〜」

なんて言って帰るわけにもいかず。

毎日終電間際まで仕事。

それでも、

プログラミングがうまくできない。

「なぜ、できないんだ?」

「俺は、無能なのか?」

とお昼ご飯を食べている時に、

一人隅っこで泣いて

しまったこともある。

精神状態が不安定になり、

彼女(今の奥さん)の前で、

泣いてしまったこともある。

そんな状態が続き、ついに

「俺にプログラミンは向いてない。

先輩のように徹夜をする自信もない。

これは、辞めるしかないな・・・」

と悟りをひらき始める。

☆詐欺商材との出会い

そんな悟りを開いたことで、

何か稼ぐ方法がないかを探し始める私。

インターネットで検索してみると、

「あなたもコレをやるだけで、

簡単に50万円を稼げます。」

なんていう謳い文句が書かれた、

情報教材に出会います。

これは、確か2006年ごろ。

ちょうど、情報教材が

流行り始めた頃でしょう。

「おぉ〜、マジか?!」

と、ワクワクドキドキしながら、

当時持っていたVISAカードで、

ポチッと決済。

契約していたプロバイダーの

メールアドレスに届く教材。

「さ〜て、俺もこれで

金持ちになるで!」

と期待に胸を膨らましながら

メールを開く。

すると、そこには・・・

「まず、マンションの一室を借りましょう。

そこでデリバリーヘルスを開業します。

お客様1人で5万円を頂戴して、

10人集客すれば50万円です!

ね!カンタンでしょ!」

と、超カンタンな説明で終わり。

思わず後ろへと卒倒しそうになった。

俺の5万円・・5万円・・・

汗水たらして稼いだ5万円・・・

「おい。ふざけんな。

誰がデリヘルなんか経営できんねん。」

とキレた。

あまりにもムカついたので、

そいつに、

「今すぐ金を返せ。

返さないなら、

何が何でも探し出して。

コ◯ス。」

というメールをしてしまうほど、

ムカついてしまった。

当然、返事が来るわけもない。

何が何でも探し出す方法なんて知らない。

泣き寝入りするしかなかった。

その後も懲りずに、

「ある国の機関に申し込みをすれば、

毎年1千万円を不労所得でもらえます」

といったものに8万円を支払った。

しかし、中身はクソだった。

うる覚えだが、

「障害者として申請すれば、

国から毎年補助金がもらえるぜ!」

的な内容だった気がする。

これまた、ふざけんな!だった。

☆先輩や家族から止められる

そんな中、

まだ稼ぐ方法も確立していないのに、

会社を辞めたいと告げた。

先輩からは、

「辞めてもいいよ。

でも、ホンマにええんか?

お前は出来ると思うで」

と言ってくれた。

ちょっと泣いた。

家族からは、

「会社は辞めんとけ。

もう少し考えてからにせーよ」

と引き止められ断念。

(この頃は、軟弱者なので、

自分の考えを押し通すことができない

周りの言いなり人間だった)

その後、またまた要領の良さを発揮して、

I.T.業界で辛い生活を送ることに。。

☆ここで起業しておけば成功していた?

実は、詐欺商材の他に、

本物の商材にも出会っていた。

それが、

「自分が知っている

ノウハウや情報を、

分かりやすくまとめて

商材として売りましょう。」

という情報商材だった。

私は、このノウハウを元に、

アトピー性皮膚炎のことを勉強して、

まとめてあげようと考えていた。

今、思えばコレを素直に実践して、

周りのいうことを聞かずに、

突き進めば良かったのかもしれない。

人は変化を嫌う習性がある。

特に家族や親しい人間は嫌う。

何かを決心して

変わろうとしている時、

邪魔をしてくるかもしれない。

でも、その決心が本気なら、

他人の意見なんて聞く必要はない。

私は、突き進むべきだと考えています。

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