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16/9/28

【一生働ける会社がないから起業した】

Image by Olia Gozha

30歳で独立するまで勤めた会社は数知れず

履歴書、職務経歴書を書くととても1枚じゃ書ききれません

社会人の頃活躍ができませんでした

 

 

一生働ける会社って何を基準に選ぶのだろう

1、仕事をしていて楽しいかどうか

2、社会の役に立つかどうか

3、たくさんお金がもらえるかどうか

4、勤務時間が短いかどうか

5、その仕事ができるまでにかける労力が大きいかどうか

6、長く出来る仕事かどうか

7、仕事をする場所がどこか

8、どんな人と一緒に仕事をするのか

9、自分がやったことを高く評価してくれるか。自分が成長できるか。

10、自分が納得出来るかどうか

 

 

私は一生働ける会社を追いかけ

たくさんの就職をしました

 

これだけ会社があるから

一つぐらい自分にあう会社があるだろう

 

ですが、

どれもこれも自分が

この先何十年も働ける場所はありませんでした

 

 

私自身にも、問題があるとは思うのですが

我慢する事が多く、ストレス的に耐えられず

退職をする日々でした

 

 

たくさん就職をした中で、キツかった仕事の1つ

海外営業の仕事をしていた頃の話です

 

海外営業と言ったら聞こえはいいのですが

中途で入ったため、仕事は教えてもらえず

自分から覚えていくスタイルでした

 

 

入社して当日、私の担当上司はAさんという方でした

 

今なら、笑って話せるが当時は本当に病んでしまった

初日会社へ1番目に到着

みなさんが来るのを待ちながら

改めて1人1人に挨拶

「本日からお世話になります!」

「よろしく。。」

なんとなく暗い、重い雰囲気

そして、私の担当上司がきたので

「おはようございます!」

「・・・・。」

 

軽く目を合わせてシカトでした

タイミングが悪かったのかな?

と思いながら勤務時間が始まった

 

私は何をしていいのかわからず

「何かお手伝い出来る事はありませんか」

「今忙しいから黙ってろ!」


確かに朝は忙しい

午前中が勝負と言われるくらいに朝はピリピリしている

それはわかっているので、大人しく会社の書類に目を通し

早く即戦力になるように頑張る

 

「勝手にさわるな!わからなくなるだろ!!」


5分も経たないうちに2回も怒鳴られる

 

そして私は、何もする事なく

上司Aが落ち着くまで待っていた

「何もする事ないんだったら、聞けよ!」


 

数分後に、またも怒られる

忙しいから声をかけずに待っていたのに

なんで怒られたんだろう。。

 

後からわかった話、この方に何か聞く時は

「お忙しいところ申し訳ありませんが、今お時間よろしいでしょうか?」

OKパターン

「なに?早く言えよ」




NGパターン

「今忙しいんだよ、見れば分かるだろ」


 

 

上司に質問をする時は

相手の顔色を伺って、尚且つタイミングを見計らって

声をかけなければならない

 

もちろん教えていただける時間も少ないので

私自身の成長も遅く、つかえない人間となる

 

 

夜7時

定時になったので上司Aに報告して帰る

 

「お先に失礼します!」

「何帰ろうとしてんの?」


上司A

定時に帰る人は誰一人いない

私は特にする事もなかったので

帰ろうとした

 

ですが、早く帰る=仕事できない奴

というイメージがあり、長く仕事をしている人が

会社内では出来る人でした

もちろんサービス残業なので

給料なんてつくわけがない


 

 この時間は何の為だろう・・・

 

 

この環境でなんとか1週間がたった頃

本部長が会社に戻ってきた


本部長は月の殆どが海外で仕事をし

週1で会社に戻ってくる

 

結論から言うと、本部長はアルハラを社員にします

本部長がこのポジションに慣れたのは

新規開拓の時に担当者と飲みの席で契約を結ぶのだそうだ

 

たくさん飲んで担当者とコミュニケーションをとる

つまり”酒が飲めない奴は営業マンとして失格だ”

 

そうして居酒屋の席では最初に全員強制ビール

「俺が飲み終わる前に、ジョッキ空けとけよ!ガッハッハッハ!!!!」


本部長ルール:本部長がお酒を飲みきる前に、グラスはあかさないといけない

私は付き合い程度にお酒を飲む程度

 

本部長との飲み会では毎回吐いていたような気がする

さすがに私の上司Aさんも初めてみる苦悩の顔を浮かべていた

「さて、そろそろ帰るか!ガッハッハッハッハ!」


飲み会は早くて終電でお開き

通常は朝4時ごろ、お店が終わるまで続く

翌日はサウナに入って出勤

 

もちろん私は二日酔いで出勤をする

上司Aも顔を真っ赤にしながら二日酔いで黙々と仕事をする

 

「か、か、かえるぞ。。」


あれだけ嫌いだった上司Aも

本部長には逆らえず、弱い部分を見ると

人間なんだなと思った

 

 

そして1ヶ月が経った頃

いつもの様に飲みが始まり、朝まで飲み続ける

翌日いつものごとく二日酔いで会社に行き事件は起こる

 

あまりの気持ち悪さにトイレにこもるが

吐くものがなく、血反吐を吐く事になる

さすがに体にガタが来ていたんだな

胃がやられてしまっていた

そして私は退職を決意する

 

 

給料は決して悪くないのですが

こんな環境で何十年も働こうとは思えない

 

上司は「仕事はつまらないもの」「お金を貰う貯めに働く」

当時は私もそう思って自分自身を抑えていましたが

今は仕事が楽しいと思える

 

起業をする事によって全ての責任は自分自身になりますが

幸い人間関係にも恵まれ何でも話せる仲間がいる

あの頃と考え方は大きく変わりました

 

もしあのまま勤めていたら

私がおじいちゃんになって過去を振り返った時

もっと自由に生きればよかったと後悔すると思う

 

だから今、海外へ旅をする事が楽しい

人間関係の悩みもなく、時間に拘束される事もない

笑って暮らせる日々を送っている

自分自身のライフスタイルを実践しています!


現在は年の半分を海外に旅立ち、
無駄な時間を省き、時間短縮を意識しています。
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