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16/8/26

「幸か不幸か」どちらに感じるかは絶対基準が鍵を握るという話

Image by Olia Gozha

「自分より不幸な人は沢山いる。だから頑張ろう。」


「自分がアイツより劣っているはずはない。だから頑張ろう。」


どちらもよくある話です。


モチベーションを保ったり、上げていく手段として時には必要なことかもしれません。


ただ、全てこの方法で人生を戦っていくとどこかで歪みが発生するような気がしております。


なぜか?


気づいた時には自分がどこにいるのかわからなくなってしまうんですね。


もう少し突っ込んで言うと、自分が本来定めていた座標軸ではなく他人の座標軸に乗っかってしまっていたりするのです。


他人と比較することで、いつしか他人の座標軸に身を置いてしまうと、自分がなぜそんなところにたどり着いてしまったのかということにすら気づけないまま、自身の座標軸そのものを見失ってしまうことがある。まぁそういうことです(←余計複雑


もし、自分が今置かれている状況に対して何らかの不満や苦しみがあるのなら、他人や環境のせいだけにせず、自分は元々どこにいたのかを改めて確認してみるのもよいでしょう。


ただし、原点回帰=郷愁ではありません。過去の楽しい思い出は昔の仲間とあった時の酒のツマミにすればよいだけで、そこに固執する必要は皆無です。


あくまでも確認です。中心軸を再確認してそこからまた自分だけの座標を築いていけばよい。そんな感じでしょうか。


などと書いてみましたが、ほとんどある方の受け売りです^^;


某日。私のネガティブな言動を心配して、このような意味合いの問答を投げかけてくださった方がいました。


この問答に対して、案外すんなりと自分の答えを導き出すことができましたので、再確認の意味も込めて文として起こしてみようと考えた次第です。


原点を知る、軸を理解するということはとても大事なことではないかなと。


スポーツでもそうです。体幹という軸がブレない人は、やはり好成績を残していますからね。


己を知るには相対基準で考えず、自分だけの絶対基準を持つこと。


本当の自分らしさは、他人が思う自分らしさではなく、あくまで自分の中にだけあるもの。


周りに流されない自分探しをしてみませんか?




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Image by Jukka Aalho

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